正直、現実を理解するのには時間が掛かっている。でも今まで浦川くんとは同級生として、接してきたんだ!
倉本祐一はどこか不安な様子だった。
分からない。どうすれば良いのだろう?
幹部は数字が高ければ高いほど多分偉いんだ。
確かに。
今はこれしかない。
とにかく、できることはやろう。
ドカンッ!!!!!
爆発音の影響で、みんなはパニックになっていた。
警察が来るかもと騒ぐ人。死ぬかもと叫ぶ人。
けど、私にはこれがビッグチャンスだった。
私達は幹部のところまで走り、浦川くんの腕を引っ張った。
そして、工場の裏まで連れて行った。
やっぱり、そう言うよね・・・。
何を言いかけたんだろう。
体が熱い。これは怒りだ。
素直なのが良いって言ってたの・・・これ?
ドガッ
大沢くんの拳が浦川くんの顔を殴っていた。
この人はどこまでもヘラヘラしている。
ドガッ
浦川くんはもう一回、殴られた。
ボコッ ドガッ
私はパニックになってしまい、動けずにいた。
気づかないうちに、私達の横には幹部が立っていた。しかも4人全員。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。