第3話

第二話
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2023/04/02 15:22 更新
どうしよう。

あの家からは脱出できた。

かといって、学校が楽しいわけでもないし、放課後には家に帰らないといけなくなる。

そう思うと、胸がぎゅっと締め付けられて、つい早足になる。
すると角を曲がるところで、誰かとぶつかった。
???
、、いった、、
あなた
、、、、あ、すみません!
すかさず頭を下げて謝り、ぶつかった人の顔を見た。

ぶつかった人は痛そうに顔をしかめている。
あなた
本当にごめんなさい!
???
あー、いいですよ?
俺も悪いし
よくよく顔を見ると、かなりのイケメンで、びっくりしてしまった。
こ、ここは、少女漫画の世界か、、?
???
えっと、俺は、莉犬って言いますっ!
あなた
り、りいぬ?
莉犬
そそ!
へー、可愛い人だなぁ。

初対面に自分から自己紹介って、人懐っこいんだろうなぁ。
、、、、ん、待って?
莉犬
、、、、
いや、なんか喋って?
これは、自己紹介を強要されてる!?

上目遣いだし絶対そうじゃん!
あなた
んーと、私はあなたって言います、仲良くしましょう(?)
すると、莉犬くんは嬉しそうに、私の手を意外に大きな手で包み込み、ブンブンと上下に振った。
莉犬
あ、そういえばね!
あなた
うん、どうしたの?
莉犬くんもため口だし、私もいいよね。
莉犬
俺の友達も後から来ると思うんだ

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