第14話

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1,336
2024/06/08 07:00































今日は白鳥沢と伊達工と合同練習。









白鳥沢の体育館にお邪魔してます!

















澤村大地
あなた〜、
あなた
ん〜?
澤村大地
バスにスポドリの粉忘れちまったんだけど取ってきてくれないか?今から主将で集まらなくちゃいけなくて、
あなた
了解!
澤村大地
ありがとな






私の頭をポンと撫でて澤村くんはコーチたちの方へと走っていった。









私はバスへと戻って荷物を置いていた座席からスポドリの粉を見つけ、体育館へと戻る。









その道中。















あなた
あ、
??
…ここ烏野が来るところじゃないんですけど
あなた
すみません、








迷子になってしまった。












敷地内広すぎないか?!







なんて思いながら歩いていると白鳥沢のユニフォームを着た人がいたからラッキーって思って近づいたのに邪険に扱われてしまい私は撃沈した。

















恋愛漫画ではここで誰か私の知ってる人が来てくれたりするんだけどみんな今はアップ中だし終わった…











白鳥沢ユニの人に背を向けて歩き出したところで
肩をグイッと引っ張られた。











あなた
ひぇっ、
??
迷子なんじゃないの
あなた
…そーです、
??
…案内するから
あなた
え、ありがとうございます!!
??
静かにして貰えませんか?あなたの名字センパイ
あなた
ん??
白布賢二郎
白布です
あなた
…んんん?
白布賢二郎
…あんたまじかよ
あなた
すみません?
白布賢二郎
まぁいいや、、ついてきて
あなた
はぁい、、








何故か私のことを知っている白布くんについて歩いていると急に立ち止まった彼の背中に顔をぶつけた。













あなた
ッぶしっ
白布賢二郎
…なんだそれ
あなた
…シラブ?くんは何年生ですか?
白布賢二郎
2年
あなた
私の方が年上です!
お互い敬語を使いませんか?!
白布賢二郎
…やだね
あなた
な、なんで!!





いつの間にか私の方に向き直って上から私を見下ろすシラブくん。













白布賢二郎
…俺の事、思い出さないのが悪い
あなた
…会ったことあるんですか?
バレー以外で
白布賢二郎
…はぁ、、ここ右真っ直ぐ行くと体育館に着く
あなた
えっ!ありがとう!!!













シラブくんは私一人だけ体育館に戻らせてどこかへ消えてしまった。













あなた
澤村くん、遅れちゃった、、
澤村大地
時間には間に合ってるから大丈夫だぞ?
どうした?なんかあったのか?
あなた
え、あ、迷子になっちゃって、笑





えへへ、と笑うと澤村くんは













澤村大地
まじか!すまん!









と、謝ってきた。










謝ることじゃない、と私は諭してマネの仕事に戻った。





















頭の中では今までの記憶を引っ張り出してシラブくんを思い出していた。






































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