もしも、自殺──天から授かった尊い命
を自分の手で殺めようとして、神様が
目の前に現れて、復讐をしようと言うのなら。
そこにいる君はどうする?
─、驚きが隠せなくて逃げる?
─、君がそこまで追い詰めた犯人を
憎んで、復讐を果たすために神様の手を取る?
─、究極、神様の手を取らない?
だいたいこの3パターンだろう。
だがもし、この3択の中でどれにもない
択を出すのだとしたら────。
1人の少女が廃れたビルのてっぺんに立った。
ゆらり、またゆらり。少女の柔らかく、
月もない、星だけの光を含んだ白銀の髪が
少女の人生の最期を書き上げているかの
ようにそよ風に乗っている。
少女の父譲りの宝石のような赤い瞳は
なんの輝きもなく澱んでいて、空洞だ。
少女は眠りをつくかのように瞼を閉じて
ゆっくり、重心を前に傾く───
つもりだったのだろう。
少女はまだ廃れたビルのてっぺんに
立っていた。けれど、明確に変わった点が1つ。
にこりと微笑み、教祖のような衣服を
身にまとった、1人の青年が。
言い忘れてたが、これは死ぬはずだった少女と
神様と名乗る青年の夢語のようなお話だ。
月が綺麗ねって言われたい start
ご無沙汰しております、神喰です🙇♀️
活休している癖に何をノコノコと新作を!
と思うかもしれませんが、これは4月の神喰が
書き溜めをしていた新作です😌
この新作が出ている頃は常に勉強に没頭している
と思いますので、ご安心ください!
書き溜めは全部で10数話ございます。
これから1週間に1本みたいなペースで投稿して
いきます、どうぞお楽しみください🔥♡
(諸事情により先に出させて頂きました🙇♀️
6月に行くまで更新はございません‼️)











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。