第5話

002 ‐ 1 平夢 * 帰郷
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2024/05/05 02:00


   ➳ 服部平次 × 女主


   小さい頃 , 両親が離婚して
   母の方に引き取られて東京に行く事になった

   幼馴染の和葉ちゃんと平次裙と別れる事になって
   ずっと泣いていたものだ

   偶に会う為に帰って会っているから
   連絡は取っていた

   しかし , 高校受験で3年程あいてしまって
   久し振りに会う事になったのだった

あなた
ふぅ … 久し振りに来るから
迷子になりそうやなぁ 。

   和葉ちゃんは如何やら東京側に行って
   蘭ちゃん達と遊んでいるそうで
   コッチには平次裙しかいない

   和葉ちゃんとの連絡の最後
   何故か彼女から 『 応援してる ¡ 』 と
   謎のメッセージが届いていた

   理由は良く解らないけれど
   何かあるらしい … ¿

あ , 居ったヾ
よお あなた , 久しぶりやな
あなた
あ , 平次裙 ¡
色々あって3年ぶりやん , 元気しとった ¿
当たり前や ¡ どうせ試合とか
テレビの中継で見とったんやろ ¿
あなた
あったりまえやん ¡
平次裙 , 莫迦恰好良かったで ¿

   服部平次
   彼は剣道で優勝候補と毎度言われている

   テレビ中継されている時は
   欠かせず見ているのだ

あなた
そや , ずっと新幹線に居って御腹空いてん ¡
なんかええ場所ある ¿
はは , さっきからあなたの腹ずっと鳴っとったもんな
すぐそこにええ料理屋があんねん
あなた
さっすが平次裙 ,
元から調べて此処待ち合わせにしたんやろ 
な , そんな事無いで ¡

   慌てる平次裙は分かり易い
   何時もどこか遊びに行く時は
   下見をしてくれている

   私はそれをちゃんと知っている

あなた
そや , 和葉ちゃんから不思議な連絡届いてん
此れ , 意味わかる ¿
なんや , えっと … 『 応援してる ¡ 』 って …
此れ俺の所にも届いとったわ 『 頑張れ ¡ 』 やったけど
あなた
ふぅん … って , 平次顔赤くなッとらん ¿
熱あるん , ¿
な , ちゃうヾ ¡
此処少し暑いんや , はよ店入ろ , ¿
あなた
そう ¿ 気付かんくて御免な 。
そんじゃいっぱい食べますかぁ
あんま食べ過ぎたら此の後回れんくなるで
程ほどに , な ¿
あなた
うん , 解っとる 。
平次裙が折角選んだコースやしな , 最後まで楽しまんと

   御店に入って御飯を食べ乍ら
   一応 , と此れから行くコースを
   一寸だけ教えて貰うのだった

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   リクエストじゃんヾして下さい ¡
   混乱しちゃうからアレかもですけど
   主の気分事情で1話以上になるヤツは同時進行したりします 

   其れと ¡ エセ関西弁すみません ¡
   以上 , 此れからも宜しくお願いします m(_ _"m)

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