昼休み .
やっぱりどうしてもハオ先輩のことが気がかりで
私はユジンに相談してみることにした .
ユジンはパンを食べながら
そう返したけれど ,
少し言いづらそうにしている私に
持っていたパンを置いて私の顔をじっと見つめた .
ユジンの表情が少し
強張った気がしたけど , 私は構わず続ける .
私の名前を呼ぶユジンの
いつもより低い声に , ドキッとした .
ユジンはじっと私を見つめながら
苛立ちを隠せないような声で言った .
声が少し震えてしまった .
でも , 必死に否定したかった .
けれどユジンは苦しそうに眉を寄せ , 立ち上がる .
クラス中の視線が私たちに集まっているのを感じた .
それだけ言うと ,
ユジンはそのまま教室を出て行ってしまった .
ユジンを引き止めようと
伸ばしかけた手は , 虚しく空を切る .
ハオ先輩は , 私のせいで … ?
胸がどうしようもなく締め付けられて
涙が込み上げてくる .
でもクラスメイトが見てる中で
泣くわけにはいかないと必死に堪えた .
もしかして … ユジンも , ハンビン先輩も
… 私のせいで , 皆んなを傷つけてるんじゃ …
そんな罪悪感が一気に押し寄せた .














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!