そんなこんなで俺と紫崎君はマンツーマン授業を行うことになった
そう言って俺は紫崎君にプリントを渡す
今までの過去問とかを寄せて集めたただの問題集だが
そういう俺の声で紫崎君は問題を解き始める
俺は生徒会の仕事でもしていようかな
最近できてなかったから溜まってたんだよねぇ…
そう思い俺も自分の仕事に集中することにした
ピピピピッピピピピッ、
突然鳴り響いたアラーム音で我に返る
そう言って紫崎君からプリントを受け取る
…ほうほう、意外とできてんじゃん!!
そう言って机に突っ伏す紫崎君
んー、あとは細かいとこだけかな?
まぁそこは追々するとして、、
最近は特に、新しい仕事が山積みでもう死にそうだった
過労だな、生徒に何でもかんでも投げやりすぎなんだよこの学校!!
そう、資料を見ながら呟く紫崎君
生徒会入ったころは仕事もまともにできなくて
おぼつかなかったなぁ…なんてしみじみ思い出していると
まぁ、そうだよねー
人手足りな過ぎてもはや存在空気だもん
急に大きな声を出して驚く紫崎君
ありえないとでもいうような顔をしている紫崎君を横目に
俺は手にしていた紫崎君の答案用紙に目を落とす
急につぶやいたやる気宣言に
少し驚きながらも微笑みながら背中を押す
その日を境に紫崎君の勉強への熱量が驚異的に変わったとか…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!