館の主さんによると、この館には「ケモノ」と人間がいるらしい。
ケモノが人間だと嘘をつくケースもあるそうだが、ここの寮に住む人たちの中のケモノは黒尾さんが把握しているらしいので安心だ。
そこでまず、ケモノと人間とは何なのかを知った。
人間は普通の私みたいなかんじの人。
ケモノは普通の人の10倍くらい、”性”に関して敏感らしい。ちょっとよくわからなかったけど。
そして、どうやら私は軽い(重いですよ)監禁をされているらしい。
澤村「初めまして、あなたさん。今日、担当させていただくカラスノ寮の寮長、澤村大地です。(ニコッ」
あなた「あ、っはい、よろしくお願いします。」
何だかこの人の笑顔、黒尾さんと同じような感じがするなぁ、なんて考えながら、澤村さんについていく。
澤村「この館は、1階にカラスノ寮、セイジョウ寮。2階にネコマ寮、フクロウ寮、客室、食事処。
3階にイナリザキ寮、シラトリ寮、お風呂場があります。基本的にあなたさんのお好きなタイミングで移動は可能です。」
あなた「(基本的に、、?)わかりました、ありがとうございます。」
どうしても黒尾さんのことが頭から離れないでいると、どの階にどの部屋があるのかを聞き取れなかった。
まぁ何とかなるだろう。
澤村「では、俺はこれで。」
そう言って、澤村さんはどこかへ行ってしまった。
あなた「よし、客室に行こう。黒尾さんに渡された鍵は「110」。ちゃんと間違えないようにしないと。」
そう呟いて、渡されていた地図を見ながら廊下を進んでいった。
あなた「…客室って何階だっけ?」
この時、話をしっかり聞いておけば良かったと思う。とりあえず、「110」と書いていたので1階へと向かってみる。
…「110」は客室ではないということに、気づくこともなく、、。
ガチャッ
あなた「…ここ、だよね?」
ドアを開くと、そこには生活感あふれる部屋があった。
あなた「なんか落ちてるし、、え!?」
落ちていたものを拾い上げると、何とそれは大人の玩具だった。
バレないうちに元の場所に戻しておこうと思い、床に再び置くと、今度はゴミ箱の中が見えた。
あなた「〜〜//」
あまりそういうことに知識のない私でもわかる。あれは、、、コンドームだ。しかも使い終わっている方の。
あなた「何ッ、この部屋//…ほとんどラブホじゃんっ//」
生活感を取り除けばラブホにしか見えないこの部屋に、私は考えることを放棄した。
バサッ
そして、近くにあった(私の部屋のベッドであろう)ベッドにダイビングして寝転んだ。
ガチャッ
あなたがぐっすりと眠っている頃、この部屋に1人の男が入ってきた。
??「さて、今日は仕事ないし、片付けでもしよっかな〜☆」
そう呟いた男は、掃除を始めようとして、ベッドの方を向いた瞬間に固まった。
??「え、誰、、?ま、可愛いからいいけどね☆」
ベッドに寝転ぶあなたの姿をじっくり眺めて、ヤりたいな、なんてことを考えているこの男は世間一般に言うクズなのだろう。
??「んー、起こしちゃおっかな。」
そう言って、男は寝ているあなたをゆすり始めた。
あなた「んっ、ぁ、ん、、。」
??「〜♡エロすぎでしょッ//」
この男は、ヤバいやつなのかもしれない。
今回の成果
澤村大地・・・人間(何もしてこなかったので、多分ですが。)
???・・・?
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
次回®️です!
もう一つの新作は来週に出します!













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。