あたしとキョウヤがプリズムタワーに到着すると、メディオプラザは人でいっぱいだった。
あたしは20番ワイルドゾーンホロのすぐ側まで駆け寄り、キョウヤを呼んだ。
そこには、最近ミアレを騒がせている、謎のポケモンがいた。そのポケモンはプリズムタワーの下で休んでいるようだった。
野次馬の中には、危険も顧みず、接触を図ろうとする人もいた。
ワイルドゾーンを振り返ると、キョウヤがあのポケモンに近づいていた。
休んでいたポケモンは、近づいてきたキョウヤに驚いたのか、まっすぐにキョウヤに飛んで、突っ込んでくる。
何故か、そのポケモンはキョウヤにではなく20番ワイルドゾーンの出入り口に向かってきた。
ポケモンがとてつもない風を起こしながら、ワイルドゾーンから出た。
そして、空中にあがると、野次馬を上から眺め始めた。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。