第24話

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2024/03/09 11:33
京本side


松村「大我〜?ご飯できたよ」


京本「ぁっ、はい、!

ありがとうございます」


いつものように向かいあわせで座るテーブルに

俺は先に座ると


松村「…そろそろさ、その」


北斗さんが座ろうとした直前に

話しかけてきた

もしかしてっ、!

北斗さんから!?!


松村「その堅苦しい敬語やめない、?」


京本「へ?」


そっちかーい

くっそー……

北斗さんから来てくれればなんて思ったのに…


松村「いやぁ、

大我っていつも敬語じゃん?

まだ俺信用されてない…感じ?」


京本「ちがっ、!!

そうじゃ、なくてっ、

そのっ……」


かっこいいから

北斗さんが、すごくかっこいいから

馴れ馴れしく接することもできないし

なんか猫かぶってしまうの。


松村「?…」


京本「かっ、……か、ッ」


松村「か、?」


京本「かっ……ッかっこいいから、!!!」


松村「へ?」


京本「ほくと、さんがっ……

かっこいい、から……///」


ァァァ、、言っちゃった、

顔あついぃ、、

やばい、北斗さん黙っちゃった…

引かれた、かな?

恐る恐る

顔を上げて、目の前の北斗さんを見ると…


京本「へ!?!」


松村「っ……」


耳まで顔を真っ赤にして

左手の手の甲で顔を隠していた


京本「ほ、ほほッ、北斗さん、!?

顔、真っ赤、、!」


松村「だって……!

大我の口からそんな言葉聞けるなんて…っ」


北斗さん…そんなふうに照れるんだ


京本「大袈裟です…笑」


松村「もっかい!!

もう一回だけ言って!!」


京本「なっ、嫌です!!」


松村「えぇー?!」


なんて、しょげてる北斗さんに近づいて


京本「……っ」


そっと、抱きついた


松村「!?!?!?

たっ、大我!?」


驚いて、アタフタしてる北斗さんも

かっこよく見えちゃうなぁ…

もう末期かな


京本「……おれ、北斗さんと…

ひ、ッ、ひとつ、……になりたいです」


松村「…………」


や、やばい

言い方ミスった、?


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