緑side
いるまちゃんに
手を差し伸ばした
いるまちゃんはゆっくり手を取った
そして
立ち上がった
すると赤かった目は元に戻り
光が舞い
いるまちゃんは
笑っていた
意図してなくても
涙が零れた
みんなも泣いてた
いるまちゃんも、泣いてた
そして、敵の方を向く
負ける訳ない
今の俺は
誰にも負けない
六人は力を合わせて
敵の所へ行き
全員同時に
急所に傷を入れた
勝利を噛み締めながらの帰り道
返事をした
俺は確かに大怪我だったけど
何だか満足感のある戦いで
心は温まってた
らんらんは一生懸命止めて、また明日取りに来ればいいと言ったけど
怪我はそんなに悪かった訳じゃなかったので
無理言って運転させてもらって、みんなで車で帰った
この一秒一秒が
楽しくて仕方がなかったのだ
この六人で生きていく事が
楽しくて
楽しみで
仕方がないのです











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!