第9話

#8 魔女は彼の為に
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2025/11/03 11:58 更新


マキナside
ダーク・エクス・マキナ♡
う"ぅ〜…

あぁもう…!!

あの子ったらどこにいんのよっ!!

ほんと見つかんない…
どうしよう……

魔法使ってあの手この手で
あの子を探索してるけど、

手がかりのひとつも無い。

…隠すのが上手いわね、犯人は……
ダーク・エクス・マキナ♡
さて…
どうにかしなきゃよね。
でもどうにもなんないし…
ダーク・エクス・マキナ♡
…そうだ、ツテがある…!!

私はある子のもとを訪ねた。

パラレルロリポップ
それであたしを呼んだの?
ダーク・エクス・マキナ♡
そう。
ごめんね、巻き込んじゃって
パラレルロリポップ
いいのよっ!
エマナちゃんが悩んでるんだしっ!

彼女はアカネ。

実来と仲の良い女の子だ。

この子なら…

何か手がかりがあるかも……
パラレルロリポップ
ん〜〜〜…むむむ……
ちょっと待ってね、もうちょっとで
降りてくるから…

む、と目を瞑って力んでいる。

多分…わかると信じて
アタシも待ってみる。
パラレルロリポップ
きたっ!!
版那無町の上川一丁目!!
そこの古小屋にいるっ!!
ダーク・エクス・マキナ♡
わーっ!!ありがとう!!

情報を貰ったので
魔法でその場所まで瞬間移動する。

ダーク・エクス・マキナ♡
ここね…

物々しい雰囲気というか、
なんというか…

私には生体反応という
常時発動しているものがあって、

それに反応があれば生きているし、
反応がなければ死んでいるというもの。

反応の強さによって
生命力がどのくらいか分かるんだけど…

……あれ、生体反応が弱い。

なんで?

実来の反応…??

あともう1人…誰?
ダーク・エクス・マキナ♡
…まぁいいわ!
早く実来を助けなきゃ…!

その古小屋の中へ足を踏み入れる。

生体反応は弱まるばかり。

なんで…なんで。

やめて、死なないで欲しい。

無事であって…お願い……っ

ここね、ここに実来が…





















未来太鼓(裏)
ぁ"……
ダーク・エクス・マキナ♡
実来っ!!
だいじょ……え

そこには、いつもとはかけ離れた実来。

手首を鎖で繋がれ、
意識は朦朧と、白目を剥いていて…

全身血まみれ、服もボロボロ。

なん…で……
ダーク・エクス・マキナ♡
実来っ、今助けるからっ
未来太鼓(裏)
……して…
ダーク・エクス・マキナ♡
え…?























未来太鼓(裏)
殺して…もう……
ダーク・エクス・マキナ♡
……は…??

衝撃的すぎることを言われ、
私は硬直してしまった。

無理もないだろう、
見ただけで限界なのは一目瞭然。

でも…殺せだなんて……
ダーク・エクス・マキナ♡
…ざぁこのくせに、
アタシに指図しようなんて
100年早いのよ。
未来太鼓(裏)
…ぅ"……??
ダーク・エクス・マキナ♡
…絶対助けるんだからっ

実来に治癒をしてあげようとしたそのとき。

後ろから声が聞こえた。
おうおう、生贄に
何してくれやがるお前。
ダーク・エクス・マキナ♡
……アンタが

その姿を見た私の頭に血が上った。

は、なんでこいつなんかに
私の実来が奪われなきゃいけないの?

意味がわからないわ。

絶対…

絶対に……
ダーク・エクス・マキナ♡
殺してやるんだから!!

ヤツに掌を向ける。

怒りと殺意を込めて、
私の全力の魔法を放つ。
うわっ、見えね…
厄介な能力だなっ
ダーク・エクス・マキナ♡
実来っ……!!

魔法で鎖を壊す。

肩に重しが乗る感覚があったが、
構わずに実来に触れて治癒をする。

鼻血も出てきた……
まさかもう限界だと言うの?

拠点の方に力を注ぎすぎたかしら……
ダーク・エクス・マキナ♡
とにかく逃げるわよっ、
立てる?
未来太鼓(裏)
ん、平気だ。
痛くも痒くもない

そのまま二人で逃げようとした。

実来の手を引き、一直線に扉まで。

鍵を開けて部屋を出ようとした。






















ダーク・エクス・マキナ♡
う"っ!!!
未来太鼓(裏)
え…

後ろから体を貫かれた。

基本的には大丈夫、なはずなんだけど…

血が止まらない、視界が霞む…

多分急所掠ったわね…これ……
未来太鼓(裏)
マキナ!!
おい、聞こえるか!??
ダーク・エクス・マキナ♡
み…くる……
はやく、にげ…
はは。無様だな。
じゃあ…The Future of the 太鼓ドラム。
お前もだ。
未来太鼓(裏)
絶対に死なせないからな!!

そんな言葉が聞こえた直後には、
私の意識はもうなかった。
未来太鼓(裏)
チッ、クソが!!
口が悪いなぁ?
お前の大好きなソイツに、
傷をつけられてそんなに嫌だったか?

未来太鼓side


クソッ、こんな所で立ち止まってられない。

でも今は…

今は、動いちゃダメだ。

動いたら殺される。
……いいよ、別に。
殺すつもりは無い、連れて帰れよ
未来太鼓(裏)
は…?

殺すつもりは無い?

嘘をつくな。急所掠ってるんだぞ。

絶対殺す気だった、この野郎…

……背を向けたな、アイツ…

今なら殺れる。

マキナの恨み…
未来太鼓(裏)
はぁ"…ッ!!
あっ、顔見やがったなお前ッ
未来太鼓(裏)
…え

フードが外れ顔が見えた。

…よく見知ったアイツのはず、

そんな。バカな…
未来太鼓(裏)
ぁ"…
ったくめんどくせぇな。
記憶消しとくか…



それはそうと、
死なすつもりはなかったしな…
マキナは治療しとくか。
あとは版那無の…
拠点らへんに置いておこう

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