第11話

#10 南十字星
30
2025/11/30 13:12 更新



ダンガンノーツ(裏)

ミナトの居場所を聞き出したので、
そこに向かう。

ふむ、ここか…

星のように光り輝くものが幾つか、
十字架のように浮かんでいる。

そこの中央に磔にされている。
CRUXNAUT
っ…
ダンガンノーツ(裏)
…ミナト

この十字架をどうするか…

面倒だな。

ミナトだし大丈夫か…?

しかしなぁ…
ダンガンノーツ(裏)
思い切った方がいいな。
よし

持っていたバズーカに火薬を詰め、
トリガーを引いて辺りを吹き飛ばす。

これでミナトは助かるだろうか。
CRUXNAUT
ッ…い"っ…あ"ぁ……
ダンガンノーツ(裏)
…ミナト?
ダンガンノーツ(裏)
ミナト。
CRUXNAUT
…エディ…?

意識が朦朧としている…??

流石にやりすぎたか。クソ。

こんなことするんじゃなかった。

俺もアイツらみたいに、
すごい力があればいいのにな。

未熟でごめんなさい。
CRUXNAUT
…連れてって、俺今歩けない
ダンガンノーツ(裏)
…分かった。
大丈夫か?
CRUXNAUT
一応、な。

なら良かった。

俺は人殺しじゃない。

さぁ、連れて帰ってしまおう。

さっさと他のメンツも助けて…



"従うよな?"



……

助けてしまおう。
幽玄ノ乱
答えろ。うづき。

私は今、うづきを問い詰めている。

怪しい動きがあった、ただそれだけ。

気配が消えたり、また戻ったり。

それの意味がわからなくて。

もし黒幕だったならば…

辻褄が合うが、面倒なことになる。
彁(裏)
まっさか。
僕がこんなことするとでも?
幽玄ノ乱
少なくとも…私はそう思っている。

じ、と睨みつけてみる。

すると彼はため息をつき、
身の潔白を証明し始めた。
彁(裏)
君は気配だけで
僕のことを容疑者にしたよね。
幽玄ノ乱
…そうじゃが。
彁(裏)
じゃあまず…向こうむいててくれる?
幽玄ノ乱
…分かった

言われた通り、うづきから視線を外す。

視界に入らないように、だ。

途端、彼の気配は消えた。

すっ、と。どこかへ。
彁(裏)
『ごめんねぇ念話で。
そして僕が居た方を見ててくれる?』
幽玄ノ乱
わ、わかった…

不安ではあるが、言われた通りにする。

また見つめていると、
うづきが先程までいたところから黒いモヤが出て、
その中からうづきが現れた。

もちろんその時点で気配は戻った。

どういう…
幽玄ノ乱
何を…?
彁(裏)
僕はこの世界が"バグ"に侵されないよう
データ保存室とこっちを行き来してただけだよ。やましいことは何もない。
幽玄ノ乱
なるほど…

だからか…

そんな理由はいくらでもでっちあげられる、
とはいえ彼の持つ力は他にないはず。

だとしたら本当に…
幽玄ノ乱
…疑ってすまなかった。
彁(裏)
いいよ。
じゃあね〜

そう言っては、ノイズに包まれて彼は消えた。

さてと…メモをまとめるか。
神竜〜Shinryu〜(裏)
エディ〜?
Vixtory(裏)
どこいったの…
未来太鼓(裏)
不安ですね…

エディが失踪したので、
版那無町を駆け回っていた。

ホント、どこいったんだ…
ダンガンノーツ(表)
あら、アンタ達何してるの?
神竜〜Shinryu〜(裏)
あ、メリル!
Vixtory(裏)
うわぁ!お久しぶりです!!
ダンガンノーツ(表)
んふ、おひさしー。

というわけで、
この人にも手伝ってもらうことに…

と思ったら、向こうから一人の男を背負った
人間が来てる…

あ、あれエディと南都か。
CRUXNAUT
死にそう…
ダンガンノーツ(裏)
うす、ただい…げっ
ダンガンノーツ(表)
あらぁ〜〜〜エディちゃん!!
ダンガンノーツ(裏)
ちょ、離せ姉さんッ!!

あら〜、今日も元気だねぇメリル。

本当に弟のこと好きなんだな、
微笑ましいことだ。
Vixtory(裏)
とりあえずテレパシーで伝えるから…
待ってね。
未来太鼓(裏)
ほんと頼もしいですよ
ヴェリスさんは…

まあ、そんなわけで
エディは見つかったし…

一旦は一件落着かな。

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