第10話

💔9
1,042
2020/12/27 13:47
担任の話が終わって皆が帰っていく中、

私は同じクラスのあの2人にバレないように

黙って帰った。

もうみんなとは関わらない。

そうすれば、みんなのことを守れると思ったから。

自分の下駄箱から靴を取りだし帰ろうとすると..

「あれー?もう帰るんですかー?」


『あんたたち...』


「これから付き合ってもらうところあるんですけどー」


『どこなの。』


「いい所〜!」


『分かりました。』

私は女たちについて行く。

そこは女子高校生が行きそうなスイーツ店

これっていじめ?

なんて思っていればどんどん注文する女たち。

私の注文を言える隙なんて無くて、

女たちが注文し終わると、

以上です。なんて言って、

定員さんも確認をして厨房に行ってしまう。

「あ、あんたの奢りだからね?」


『え?』


「だーかーらー!あんたの奢り♡」


『え、でも...』


「何?大事な、大事な、お友達。」


「いじめてもいいの?」


『分かりました。』

何も言い返すことは出来ずに、

私はこの日から毎日奢らされた。

勿論。

私は何も食べることが出来ずに...
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