第36話

第1話みんなのいない学校
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2025/06/15 09:45 更新
穂波side




ワイワイと賑やかな教室に入る
今日こそはあの子が来ていることを信じて





モブ
あ、穂波じゃん!おはよ〜
モブ
望月さんおはよう
望月穂波
望月穂波
おはよう





クラスメイトに挨拶をし、自分の席に行く
あの子の席を見るも、今日も空っぽのままだった





星乃一歌
星乃一歌
おはよう!穂波





毎日見ていたあの子の笑顔をここ最近は見ていない





モブ
はい、皆さん席について





先生が入ってきて、みんなも自分の席に戻る
もう一度、確認するように、あの子の席を見るも、
そこは相変わらず誰も座っていなかった





モブ
えーとっ、今日も星乃さんと...
モブ
小豆沢さんが休みね





もう1週間ぐらい、わたしの幼馴染みである一歌ちゃんと
友達のこはねちゃんが学校を休んでいる
連絡をしてみても、未だ、返事がない





望月穂波
望月穂波
(会い、たいな...)





昼休み



今日もひとりでお昼ご飯
お昼を食べるため、中庭に向かっていると、
辺りをキョロキョロとしている雫先輩がいた





望月穂波
望月穂波
雫先輩?
日野森雫
日野森雫
あら、穂波ちゃん!





わたしが声をかけると、笑顔で振り向いてくれた
 




日野森雫
日野森雫
こんにちは
望月穂波
望月穂波
こんにちは
望月穂波
望月穂波
あの、どうしたんですか?
辺りをキョロキョロしていましたが...
日野森雫
日野森雫
実は、今日は朝比奈さんとお昼を食べる
予定だったのだけど...
日野森雫
日野森雫
中庭に行く時に迷子になってしまって...
望月穂波
望月穂波
それなら、わたしもご一緒しますよ
ちょうど中庭に行こうと思っていたので





わたしがそう声をかけると、暗かった顔が
ぱあっと一気に明るくなった





日野森雫
日野森雫
まあ、本当?
日野森雫
日野森雫
ありがとう!穂波ちゃん!
望月穂波
望月穂波
いえ、気にしないでください





雫先輩と中庭に向かう
そこでわたしはずっと気になっていたことを聞いてみた





望月穂波
望月穂波
あの、雫先輩
日野森雫
日野森雫
ん?どうしたの?
望月穂波
望月穂波
志歩ちゃんって...





わたしがそう言うと、
雫先輩は俯き、静かにこういった





日野森雫
日野森雫
わからない、の...
日野森雫
日野森雫
家にもまだ帰ってきてなくて...
望月穂波
望月穂波
そう、なんですか...





「もしかしたら...」
そんな淡い期待は、砕かれた





日野森雫
日野森雫
でも、大丈夫、
日野森雫
日野森雫
きっと、帰ってきてくれるわ!
望月穂波
望月穂波
雫先輩...





幼馴染みが“3人とも”いなくなり、不安になってるわたしを心配してくれたんだろう
優しく、そう声をかけてくれた
でも、その言葉は自分自身にも
言い聞かせているようにも聞こえた
当たり前だ
大切な妹が突然いなくなってしまったんだから
心配で、心配で...
でも何も出来ない自分がいて...





望月穂波
望月穂波
そうですね!
望月穂波
望月穂波
(みんななら、きっと...)
 




“きっと帰ってきてくれる”
そうやって信じているしかない
わたしもそうだから





望月穂波
望月穂波
そういえば今日は桃井先輩と
一緒じゃないんですね
日野森雫
日野森雫
えぇ...





いつも一緒にいる桃井先輩がいないことに疑問を持った
わたしは聞いてみた
すると、雫先輩は悲しそうに笑った





日野森雫
日野森雫
実は、ね...
日野森雫
日野森雫
...最近、愛梨ちゃんたち...MORE MORE JUMP !のみんなもいないの
望月穂波
望月穂波
え...




















主
今回はここまでです!
主
2章では書き方を少し変えてみました!
主
次回もお楽しみに!

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