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第1話

一目惚れ!!
1,521
2022/05/03 18:14
『私はミア!ミア・ロザリア!ホグワーツに通うグリフィンドールの3年!』
『私はセブルス・スネイプ教授に一目惚れして約3年も経つ。』
『彼は女の子からモテモテだった。』




『はあ…』
ロ「4回目…何回ため息をするのさ〜」
『だってさあ…』
女の子「きゃあ!教授今日もかっこいい!!」
女の子「そろそろ私と付き合って下さいよ〜」
セ「何度も言うが、我輩は誰とでも付き合わない」
女の子「え〜絶対私達に似合いますよ〜」
『…私あんな勇気があったらなぁ』
ハー「貴方は随分勇気者だわ」
ハ「そうだよ!」
?「ほら!早く退けよ!!」
クロ「や、やめて…!」
?「俺たちに逆らうのか?」
クロ「ご、ごめなさい…!」
『ねえ?貴方達?この子をいじめて面白い?』
?「なんだよ!?」
『う〜ん…早く逃げた方がいいわよ?さもないと…』
『お前達の心臓を…食ってやるよ?』
?「ひっ!?に、逃げるぞ!!」
タッタッタッタッタ
『ふん…大丈夫?君…怪我はいないか?』
クロ「な、ないです!助けてくれてありがとうございます!!あの…お名前は?」
『名前かぁ…別に知らなくってもいいよ?そんな有名な名前じゃないから』ニコ
クロ「あ、ありがとうございます!いつか恩を返します!!」
『ふふふっ…またね!』
タッタッタッタッタ
ハ「ほらね?ミアは誰にでも優しいんだよ」
『そうかな?まあお散歩行こう!』
『…いい風だねぇ』
セ「……っ…」
『(重そうな物を運ぶなぁ…手伝ってもいいのかな?)』
ロ「顔に出てるぞ?」
『今は違うの…手伝ってもいいのかなあれ?』
ハー「チャンスじゃん!行ってきなさい!」
ハ「頑張れ!」
『分かった分かった…』


『教授?』
セ「……なにかね?」
『…よかったら…手伝いましょうか?』
セ「………いいのか?」
『いいですよ…貸して下さい…』
セ「……助かった…」
『いえいえ…!』ニコ
セ「…!…///」
『えっと…どちらまで?』
セ「職員室まで行けるか?」
『はい…!任せて下さい』
セ「(…いい子だな…)」
『……(なんか気まずい空気になってしまった…)』
セ「…君は確か…」
『ミア…ミア・ロザリアです。』
セ「そうか…ロザリア…」
『はい?』
セ「君は…違うのか?」
『違う?何が違うのですか?』
セ「…その……ファンクラブに入ってないのか?」
『…ふっ…アハハハっ』
セ「!?」
『私はそんなの興味ないから入ってないですよ?』
セ「なら…何故我輩の手伝いを…?」
『あぁ〜いやっ…人助けが好きだからですね…』
セ「………そうか…」
『…教授は?人助けをしたことありましたか?』
セ「……ないかもしれん…」
『そう…ですか…人助けって面白いですよ?』
セ「なぜだ?」
『そうですね…褒められたら心が暖かくなったり…沢山仲間や知り合いも増えるし…』
『いろいろ…いい事が起きるんですよ?』
セ「そうなのか?」
『はい!教授も人助けをしたらいつか良いことが起こりますよ!』
セ「ふっ…笑笑」
『わ、笑われた!』
セ「違う…君があまりにも面白くってな…」
『そうですか…!…教授が喜ぶなら良いですよ…あっ着きました』
『何処に置けば良いのですか?』
セ「ああ…我輩の机に置いてくれ…ご苦労…」
『いえいえ!また何かあったら呼んでください!いつでも手伝いますから…!』
セ「ああ…笑」
『失礼します!』
『ハリー!ハーマイオニー!ロン!』
ハー「帰ってきたわ!」
ロ「おかえり!何かあったのか?」
ハ「スネイプに何もされなかったか?」
『見ての通り何もされてないよ!』
ハー「よかったわ…」
ハ「じゃあ!大広間に行こう!」
『うん!』
『今日は空が輝くねぇ…』
ハー「ミアー!何をしてるのー?早くおいでー!」
『今行くよー!』
ガヤガヤ、ガヤガヤ
女の子「教授♡はい、あーー」
セ「やめんか…我輩は1人で食べられる…貴様らは早くそこをどけ」
女の子「酷ーい!そう言う教授も…す・き・で・す♡」
ロ「オエ…見てるこっちが気分悪くなる…」
『アハハハっ…教授も大変だなぁ』もぐもぐ
セ「…!…(助けてくれて…!)」
『…!』ガタッ
ハ「ミア?何処行くの?」
『ちょっとお手洗い…!』
『すみませーん…そこ、どいてくれるかな?お手洗いに行きたいのだけど?』
セ「…!…(助かった…)」
『ありがとうございます…(これで良いのかな?…)』
セ「……笑…」ニコ
『!…ふっ…あっやべ…お手洗いー!』
『ふ〜…早く戻ろっ!』



キラキラ☆
『星が綺麗だなぁ…』
『飽きず、ずっと見られる…』
『月も…出てる…』
セ「月綺麗だな…」
『うわっ!?いつの間に…』
セ「さっき来たばかりだ…」
『…本当…月も星も綺麗ですね…こうやって誰も邪魔されない時間が好き…』
セ「……」
『………』
セ「月が好きなのか?」
『まあ…うん…好きですよ?』
セ「我輩もだ…いつも輝いて…」
『キラキラして…』
セ「……まるで…君のように…」
『…へ?…』
セ「あっ!いや…その…すまない…勝手に出てしまった…」(汗)
『い、いえ…お気にならず…』ドキドキ

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