第4話

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2024/07/16 09:14
じゃあ荷物を整理しようか
照葉さんの部屋は俺が案内するから、あなたちゃんの部屋はぶるーくが案内してくれる?
あなた
え"
Broooock
はーい!じゃ、行こっか
あなた
あ、はい
瑠樹さんは私を無視して荷物が入ったダンボールのある所にズンズンと進んでいく
上手く喋れてるみたいでよかったわ。あの子人見知りだから
歳が近いからだろうね、仲良くなれそうでよかった
後ろの方で親たちが話す声が聞こえる



これをどう見たら仲がよさそうに見えるんだろうか…(呆)
Broooock
ねぇあなたちゃーん、まだ〜?
あなた
あ、やっば
極力関わらないことに決めたとはいえ、人のことを
待たせるのは何か嫌だから走って向かう
あなた
お待たせしましたぁ…
Broooock
大丈夫だよ〜
Broooock
それよりさ、どれを持っていけばいい?
あなた
へ?
Broooock
だから、どれを持っていけばいいのって。運ぶの大変でしょ?僕も手伝うよ
あなた
え、あ、ありがとうございます…?
Broooock
なんで疑問形なのw
Broooock
あ、あと敬語外してよ。
ほら、僕ら同い年だし、ね?
あなた
わ、かった。善処します…
Broooock
それ絶対やらないやつじゃーん、
つれないなぁ笑
あなた
ははは…(汗)
適当に交わしつつ、自分の荷物が入った段ボールを持つ
あなた
よっと…
Broooock
他には?
あなた
えと、これだけだけど…
Broooock
えぇ!?少なすぎない?
あなた
そうなのかな…?
家の事ばっかりやって自分のものなんて殆ど買ってない


荷物が大きめの段ボール1つで全部仕舞えちゃったのには流石に私もびっくりしたけどね
Broooock
…ふーん、まぁいっか
あなた
?あ、ちょっ!
Broooock
よし、じゃあ行こっか〜
瑠樹さんは私が持ってた荷物をひょいと持ち上げ、先に家への中へ持っていってしまった




Broooock
はい!ここがあなたちゃんの部屋ね〜
あなた
あ、ありがとう
Broooock
いえいえ〜。じゃあ僕はここで〜






あなた
これはこうして…あ、成程、ここはこの公式使うんだ…
あなた〜、今いいかしら〜?
荷物の整理も早々に終わり、勉強しているとお母さんが私を呼ぶ声が聞こえる
あなた
はーい、今行くー












あなた
あ"〜…つかれた"ぁ……
自分の部屋のベッドに寝転がる



さっきの呼び出しはご飯の用意ができたかららしい



どこかから買ってきたであろうお寿司を全員揃って食べ私はそのままお風呂に入って部屋に直行してきた
あなた
(にしても…)
今日の晩御飯は本当に気まづかった…



楽しそうに喋る親2人の横で、私含め無言で食べる子供達



あの空間がこれからずっと続くと思うと今から片腹痛い
あなた
かと言って離婚計画も無理そうだしなぁ…
空気を読めないのか何とか明るくしようとしてるのかは知らないけど、お母さんは新しいお父さんと上手くやってる…と思う



ずっと働き詰めだったお母さんがやっと幸せになれる、そのチャンスを私の我儘で消してしまう訳には…
あなた
あ"ー、やばい…心労で眠気が…
スマホを手に取って確認すると、今は9:30らしい
あなた
ちょっと早いけど、明日は親2人の弁当も頼まれてるし……寝るか
仕事が忙しいらしく、2人は再婚した後も暫くの間は
働き詰めになるらしい



社畜は大変だなぁ…(((
他のメンバーを中々出せてなくて申し訳ない
順を追って出していくので少々お待ちいください…!

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