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第1話

とある人形屋さんの少女
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2024/08/01 00:19 更新
私は等身大のビスクドールを作っているごく普通の人間。



ここに来てからもう数ヶ月くらいになる。





初めて来た時はここでの生活に慣れるか心配だったが、今では少しずつ慣れてきた。







私は人形のような服とビスクドールを作る事が唯一の生き甲斐。




既に完成している4体のビスクドールに触れながら私はこう呟いた。
(なまえ)
あなた
こんなに綺麗で可愛い子が作れて……私はすごく嬉しいな…
1人で寂しかったし…ローズ達を作って良かったよ……


と呟いた。



すると、その言葉に反応するかのようにドール達は動き出したのだ。




それも、本物の人間のような動きで。
(なまえ)
あなた
えっ……?!
ローズ・デ・リュミエール
ローズ・デ・リュミエール
主様。私達を作ってくださってありがとうございます😊
私達はいつでも貴方のそばにいらっしゃいますのでご安心を…😊
ミエル・スヴニール
ミエル・スヴニール
主様が私達を作っていなければ……1人で過ごしていく事を聞くと悲しい感情が込み上げてきて…だからこうやって動けるように祈ったら本当に動けたんです……!
(なまえ)
あなた
ということは……私の作った人形が心を持って動き始め、私を守ってくれるって事?
リラ・スヴニール
リラ・スヴニール
そうです!私達は貴方をお守りするためにこのように心を持ったのです😊
あ、それと……
ペッシュ・スヴニール
ペッシュ・スヴニール
……リラ?その手紙は一体どうしたの?
リラ・スヴニール
リラ・スヴニール
それがね…主様宛に来てたんだ。
それも、私の手に握られるようにして……
(なまえ)
あなた
私宛に…?リラの手元にあったのは渡してくれっていうお願いだったのかな……?
リラ・スヴニール
リラ・スヴニール
おそらくそうかと……この手紙は主様にお渡ししますね。
(なまえ)
あなた
わかった……ちょっと見てみるね。


リラから受け取った一通の手紙。





そこに書かれてあったのは……
(なまえ)
あなた
え?なにこれ……?どういう事…?





「ビスクドールを作るあなた様へ」
「突然のお便り、申し訳ございません。
貴女にお伝えしたい事があり、送らせていただきました。


貴女がいるこの「超TOKYO」では近頃危険な奴らが沢山います。
その件についてですが、私達は貴女を守らなければいけません。


それに加えて貴女は「自身の作った人形を心を持ったまま動かせる」という特殊な能力を持っていらっしゃる為、その危険な奴らに狙われる可能性はほぼ確実にあります。
その際、この手紙を書いた私達を含めて4人のグループが貴女のガードをしますので安心して大丈夫ですよ。



その為、今夜は貴方を攫う形でお迎えに上がりますので、ご理解頂けると幸いです😊」




と丁寧な文章で書かれていたのだ。
(なまえ)
あなた
というか……どうして私の事を知ってるの……?
ローズ・デ・リュミエール
ローズ・デ・リュミエール
主様……彼らは貴女をずっと見守っていたのです。
ここに来る時からずっと、彼らは見守り続けておりました。
ミエル・スヴニール
ミエル・スヴニール
ですが、今となっては危険な奴らが多く、貴女が狙われる可能性があるのでリラに手紙を持たせたのでしょう……
(なまえ)
あなた
そうだったんだ……
けど、この最後の「今夜は貴女を攫う形でお迎えに上がります」ってどういう事?
リラ・スヴニール
リラ・スヴニール
私の推測ですが、危険な奴らが来るより先に主様を連れ去って彼らの拠点となる場所に行くということでしょう……
だからこのような文章があるのだと思われます…


私は混乱していた。



4人のグループ、この謎の手紙、彼らが私の事を知っている、攫う形で迎えに上がる……



正直な話、私が狙われてること自体を初めて知った。









私は彼らの言うことに従う。





そうして夜が来るまで待つ事にしたのだった。

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