グラウンドに出るとそこにはもう空いた口が塞がらないほどのでっっっかい魔法陣が展開されていた
キラキラと俺の目が光ってしまうのは魔法オタクの性なのでしょうがない
とか言いつつも実はすちも魔法オタクなのか横でキラキラと目を光らせているのを俺は見逃しません
属性調査?と言う聞き慣れないいや、聞いたことがない単語がすちの口から出る
属性調査ってなんぞや
俺は知らない
ポカンとしているみこちゃんと俺に気づいたすちが教えてくれた
属性調査とは
まず、属性とはこの世界において個々の使える魔法の種類のことを指す
その中で三大元素(元素=属性)というものがあり、火、水、風と言われている
そしてこの属性の割合が最も多いんだとか
しかし時は流れ、三元素からは派生し今では数十種類の属性が確認されている
また、属性はこの世界にのっとり基本は一つしか許されないものだが稀に二つ持ち、もいるらしい
そんな特別な人達は騎士団にスカウトされやすいと言われている
更に三大元素とは言われているものの実は五大元素では?と言われる説もあるんだって
その属性は『光』と『闇』
光と闇は始まりの元素、と言われこの世界を作った神々が元々持っていた属性と言われている
光は闇でしか打ち消せず闇は光でしか打ち消せない絶対の関係
ではなぜ三大元素と言われてしまうのか、それは宿る人たちに理由がある
光は皇族でないといけず、闇は魔族でないといけない
つまりこの世界で最も人口が少ない
だから除外されてしまうのだ
最後に光属性と闇属性は特別で神の血が濃いものほど魔力も莫大なものになると言われている
そういや言い忘れていたけど闇属性は基本的に禁忌の属性
故に宿すだけで殺されてしまうことが多い
それは持つ人間が魔族…人と魔物の混血種族だから、らしい
説明を聞いた俺とみこちゃんは更に興奮
そんな事が出来る魔法があるなんてまだまだ知らない事が多いな…なんて思う
そうこうして騒いでいるといつの間にか属性調査が始まっていた
◇◇◇
一人の生徒が魔法陣の中央に立つ
先生が魔法を詠唱した刹那___
ぼわりとその生徒の周りには水が浮かんでいた。
どうやら先生は周りにある水の量から魔法量を、魔力は先生にしかわからない図り方があるみたい
すちがこそっと教えてくれた
それと一つ気づいたことだが魔力と魔法量は比例しないらしい
あ、魔力というのはその人の力量これは伸びしろがあり鍛錬を積めばのびるもの
そして魔力量これは生まれた時から決まっており変えることができないものだ
ちらりと視線を移すとすちが既に魔法陣の中に入っていた
首席の実力とは如何ほどか、全員が緊張した面持ちで見守る












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。