⚠️attention⚠️
☆心肺停止描写が入ります。苦手な方はここで🔙
☆主は医学の知識がないのであくまで想像で書いてます。不快な方はここで🔙
☆タケennです
☆ennちゃん視点多めです
☆後半恋愛要素あり
大丈夫な方のみそのまま下にお進み下さい。
〖翔視点〗
今日はフォーエイトとTikTokメドレーを撮りに貸し切りでとある海に来たんや。
思ったより早く終わったから今は自由時間で俺とこっちゃんとタロ社とennちゃんは海で泳ぐことにした。ちなみにゔぁリザの2人は撮影の疲れかホテル入った途端にベッドでいびきかいて寝とるしw
音ちゃんここ来てまで熱心やな…
こっちゃんに引っ張られながら海へ入る
元気な2人を見ながら俺とennちゃんは軽くストレッチをして海に入った。
どれくらい泳いだかな…いつの間にかみんなのいる場所から離れた距離まで泳いどった
泳ぎながらふと足に違和感を覚える。
次の瞬間…
治そうにも水中やから無理やし焦れば焦るほど身体はどんどん下に沈んでいく。
そのまま俺の意識は真っ暗な闇の中へ消えていった…
〖enn視点〗
やっぱ海ってええな〜♪泳ぐの楽しいし気持ち〜♡
貸し切りやから自由に泳ぎ放題やし!
少し先に何かが見えて近づくと
そこには意識を失ってる翔さんがいた。慌てて駆け寄ってその身体を抱き寄せて海上に出す
完全に脱力して目を閉じたままピクリともしない翔さん。いくら泳ぐのが得意なアタシでも成人男性を岸まで上げるほどの力はない。
辺りを見回すと少し先にこっちゃんとタローがいた
アタシが大声で叫ぶと
アタシの状況を見て察したこっちゃんが猛スピードで泳いでこっちに向かってくる。
こっちゃんの背中に翔さんを乗せるとこっちゃんが海岸まで泳ぎ出す。翔さんが落ちないように支えながらこっちゃんの後を泳いだ。
岸についてタローが用意してくれたバスタオルの上に翔さんを寝かせる。
翔さんの口元に耳を近付けても吐息が感じられなくて慌ててこっちゃんに伝えると
こっちゃんが翔さんの胸元に耳を近付けて確認する。
こっちゃんにこっちゃんに指示されたタローがホテルに走っていく。
そんなの、絶対嫌!
翔さんの額を押さえ顎を持ち上げて気道を確保する。
翔さんの胸元を横目で見ながら翔さんの口に自分の口をつけて肺に息を吹き込む。元吹奏楽部やから肺活量には自信がある。翔さんの胸が上下に動いた後こっちゃんが再び心臓マッサージを始める。
どれくらい続けてただろう…
AEDを持ってこっちに向かってくるタローの後ろからホテルにいたはずのメンバーが走ってくる。
泣き出したあみかをゑむ氏。が優しく抱きしめる。そのゑむ氏。の手も少し震えていた。
重たい空気が漂う。
翔さんにAEDをつける。電気ショックで翔さんの身体が大きく跳ねる。でもAEDの心肺はまだ0のまま。
また翔さんの身体が大きく跳ねる。
間髪入れずにこっちゃんが心臓マッサージをする。
次の瞬間
翔さんの顔が苦しげに歪んで
激しく咳き込んだ翔さん。
ゆっくりと目が開く。
その後駆けつけた救急車に乗せられて翔さんは病院に運ばれた。
〖翔視点〗
気がつくと俺は辺り一面真っ暗な場所にいた。
出口を探して歩き出すと少し向こうに7色の光が見えた。
赤、水色、緑、紫、ピンク、オレンジ、ネイビー
俺、どうなったんやろ…海で足がつって溺れたそこまでは覚えてる。死んだんかな…可愛い後輩や両親、兄弟を残して…
その時
みんなの声が聞こえたと同時に7色の光が強くなった。
俺はその光に向かって走り出した。近付くにつれ光はどんどん強くなって俺は眩しくて目を閉じた…
何か違和感を感じて咳き込みながら目を開けると
みんなが心配そうな顔をしながら俺を見つめていた。
帰って、来れたんや…良かった…
みんながいてくれて、ホンマに良かった…
〖enn視点〗
あれから病院に行ってすぐに検査した結果かなり衰弱してるものの発見が早かったのとその後の迅速な対応のおかげで大事には至らなかったらしい。ただししばらくは絶対安静みたいやけど…
病室のベッドの頭を起こして横になってる翔さんの隣に座る。他のみんなはホテルに荷物を取りいったり翔さんの家に行って入院の準備をしたりしに行ってる。アタシも手伝おうと思ったんだけど気を利かせてくれたのかこっちゃんが
って言ってくれたのでお言葉に甘えることにした。
アタシも今だけは離れたくない…
優しい瞳でアタシを見つめる翔さん。少し目を離したらふわっと消えちゃいそうで
翔さんに抱きついて胸に耳を当てるとドクッドクッと鼓動が伝わってくる。生きてる…翔さんちゃんと生きてる…
今回の件で改めて感じた。いつかじゃなくて思った時に後悔しないうちに言葉にして伝えないとって。
本当は言うつもりなかった…ファンとして後輩として近くにおれるだけで幸せだった。でもいつか翔さんが目の前から消えちゃうんじゃないかって、そう思うと怖くて言わずにはいられなかった。
翔さんがアタシの頬を手で包み込んでそっと上を向くとその視線が熱っぽくてドキドキする…///
まさか翔さんと恋人同士になれる日が来るなんて…
あの時は必死だったから忘れてたけどアタシ翔さんにキスしとったんや…///
ふっと優しく微笑んだ翔さん。
頬に添えられてた手がゆっくりアタシの後頭部に回ってそのまま引き寄せられると唇が重なった。
うるさい位心臓がドキドキしてる。でもそれ以前に
さっきまでは冷たかった唇が暖かい、それだけで翔さんが生きてるって感じて涙が止まらない…
そんなアタシの決意を後押しするかのように夕日がアタシ達を優しく照らしていた…
病室のドアの前でメンバーがこっそり見てたのを知るのはもう少し後の話






















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。