第2話

2話
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2025/09/14 13:57 更新










新しい仕事に慣れるのは、想像以上に大変だった
 



スケジュールの管理、移動の手配、衣装や小物の準備…




だが幸いなことに、メンバーたちは優しかった






ヨシ
ヨシ
これ、重そうだから僕が運ぶよ




練習後に機材を抱えていた私に、ヨシさんがさりげなく声をかけてくれる




ドヨン
ドヨン
あなたの名字さん、昼ご飯食べる時間ありました?



ドヨンさんが差し入れのサンドイッチを渡してくれる



ヒョンソク
ヒョンソク
困ったら何でも言ってくださいね
ジフン
ジフン
俺にも頼っていいからね




ヒョンソクさんとジフンさんは、常に気遣いを忘れない





――彼らのおかげで、私はなんとか踏ん張れていた





だけど、


アサヒ
アサヒ
…邪魔




通路ですれ違った瞬間、低く吐き捨てる声





(なまえ)
あなた
ごめんなさい、




初めの頃は理不尽なことでもアイドルとマネージャーっていう立場から謝ったりもしていた








だけど、そんなことでは関係が改善されるわけなくて





 「……遅い」
 「そんなの、誰でもできる」
 「近寄るなって言っただろ」






アサヒの冷たい言葉は、日に日に鋭さを増していた






初めのうちは「嫌われても仕方ない」と飲み込んできたけど、積み重なるたびに心の奥で黒いもやが広がっていく







ある日の出来事がついに我慢の糸を切った






練習室、






休憩中、差し入れの飲み物を配っていると、アサヒが冷たく言い放った







アサヒ
アサヒ
お前に世話される筋合いはないわ。置いとけば?



その一言に、胸の奥で燻っていた怒りが一気に燃え上がった





(なまえ)
あなた
いい加減にしてください!




アサヒが驚いたようにこちらを見た





(なまえ)
あなた
私、あなたなんかに全く興味ないし、好きにもなりませんから!
(なまえ)
あなた
だから、マネージャーの仕事くらいはちゃんとやらせてください!






胸の奥に積もっていた重苦しさがスッと消えていくのを感じた






アサヒは、呆然としたように私を見つめていた






普段ならすぐに冷たい言葉を返してくるはずなのに、






今は何も言ってこなかった



































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