第62話

#61 ニヤニヤ
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2024/06/16 13:00
あなた
まぁ、前々からかなは私のことを頼ってくれないなとは思ってたんだよ。
私は2人に聞いて欲しいことを話し始めた。
これはことの発端だ。
あなた
それで、カジノヘイストの時にかなが怪我して帰ってきたことがあって、
あなた
その時も私はいつも通りヘリだったから、
あなた
「無線で言ってくれればアタックしに行ったのに...」
あなた
って言ったら、「でも、あなたの下の名前のスパロー煙吹いてたから....」って言われたの。
あなた
私、その時ね、煙吹いてたって助けに行くのに!って思ったの。
あなた
まぁその後いろいろあってカニメイトに行って力二とマンゴーに話したら、力二が、
あなた
「危険に晒したくないんじゃね?」
あなた
みたいなことを言い出して、そんなまさかね笑、ぐらいに思ってたんだけど帰りの車の中でかなに、
あなた
「あなたの下の名前を呼ばなかったのは、あなたの下の名前が怪我したら嫌だからだよ。」
あなた
って言われて、あぁ、なんか...好きなんだな....ってなって....
あの時のことを思い出して一気に顔が赤くなった。
2人は相槌をうちながら聞いてくれている。
......にやにやしながら。
あなた
また別の日のカジノで、私はカジノの向かいのビルで警察ヘリを落とすポジを任されたの。
あなた
そこは私一人だったんだよ。
あなた
カジノが始まってしばらくしてヘリを2台くらい落としたところで、
あなた
屋上を守ってるエスのところに突っ込んでいく警察ヘリがあったから、ロケランをなんとかあてたんだよ。
あなた
それで、エスがやられなかったことに安心して気を抜いちゃったんだ。
あなた
そこを警察ヘリにやられちゃって、プリズン送りにされたの。
あなた
実は私むかしに好きな人絡みで同級生の女の子達といざこざがあったの。
あなた
その人はみんなの人気者で、でもいつも私を気にかけてくれる優しい人だった。
あなた
だからこそ反感を買ったんだと思う。
あなた
また、あんなことにはなりたくないし、かなへの気持ちは捨てちゃえばいいんだ、なんて思ったんだ。
あなた
その後、迎えにその時のカジノでヘリやってたまほちゃんと、エスと、かなが迎えに来てくれたの。
あなた
そしたらなんかかなが怒ってるっぽくてさ、レギオンに僕とあなたの下の名前降ろして、ってまほちゃんに言ったの。
あなた
で、レギオンでかなに「なんでひとりで無茶したの?!」みたいなことを言われてさ、
ゆちゃめろでぃ
ほぅ....?
あなた
え?なんでずっとニヤニヤしてるの?
ゆちゃめろでぃ
いや、続けてどうぞ?
あなた
.....うん。
あなた
それで、私カチンときてかなだって頼ってくれないのに何?!って思って怒って走って逃げたの。警察署に。
アドミゲスハン
警察署?!
あなた
うん。警察の人に話聞いてもらいたくて。
あなた
てか、この話相当長いけどいいの?
ゆちゃめろでぃ
全然聞く!!
アドミゲスハン
あぁ、俺も聞くぞ。
あなた
ありがとう....
そう言って私はまだまだ続く話の続きを話し始めた。

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