もう夕方と言える程は茜色ではない
月が出かける空
木々がサワサワと揺れる
私は勢いとマシンガントークで太宰に迫る
数分後
体力人並みの私はすぐ息切れした
太宰は少し考え乍ら尻尾を揺らす
太宰は九本の尾を私に伸ばして触らせる
と思いきや
急に太宰の方へ引き寄せ
悪戯に笑みを浮かべて
私の脳は一瞬、宇宙に飛んで来た。
太宰は目を細めて
思考停止とはこう言う事だろう()
太宰が見つめてくるのでめっちゃ歯切れが悪く言ってしまう、
私は押しに弱いんだよッッッ!!((
太宰は私と尻尾で密着させて
至近距離で顎クイをする
太宰は顔をゆっくりと近づける
私はとても堪えすぎで
眉間と顎にシワ寄せて無意識に困り顔になる
私に向けられた言葉で
あんまり言われないランキング4位の単語が耳を通過する。
面白いと言われるのはわかる、
おバカだなって言われるのも、
でも……
そう否定してる時点で可愛くない()
太宰はニコッと怪しげに笑みを浮かべる
私は100%中120%の色気を受けた
やめてッ!私のライフは0どころか-20よッッ!!?
それでも太宰は私を離さない
そして私は
多分色気にやられすぎて私は気絶した。
気づくと私は布団で寝ていて
目の前にはモフッとしたものが揺れている
私はモフッとしたものを一つ掴んでみる
するとモフッとしたものはビクッと反応する。
私はモフッとしたものを
ギュッと抱きしめてもう一度眠りに就こうとしたが
そう太宰の言葉でハッとする。
私は掛け布団を被って睡眠を試みる。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。