夏羽、、、
ボーダーの訓練が終わって僕は今家にいる
嗚呼疲れた僕はそのまま
自分の部屋に行きベッドに体を預けた。
ふと前を見るとそこには僕たち
5人の家族写真があったまぶたを
閉じてみる4年前のことがまるで
昨日のことみたい。
4年前
昔はもっと笑顔で笑えたまぁまぁこの頃も結構
無愛想だったけど、、、僕は皆ことが
大好きだった父も母も兄もそして姉さんも。
ある日僕は家族で寝ているとネイバー来た。
姉貴も一緒にネイバーと戦おうとした時
父さんは姉貴のことを気絶させた。
またしばらく走っていると2体のネイバーがいた
母はそのまま僕に姉貴を預けて兄さんと一緒に
逃げろと言った。
しばらく走ってまたネイバーに襲われた。
分かってた兄さんは足を怪我していた。
僕がネイバーの相手をしていてもとてもその
足じゃネイバーから逃げ切れない。
分かってたちゃんと分かってた。
そこから走って走って逃げ回ったそして
大規模侵攻が終わった翌日姉さんは通院した。
最初にねーさんは眠ってる間に
傷を負ってしまったんだ。
どうしようなんてしゃべればいいの
分からないどうしよう怖い違うか怖いの
お姉さんの方だ笑おう私にはそれしか
取り柄がないんだから
医務室
ただ静かに病室を出た。
姉さんは1年後僕の前から姿を消した。そして
姉さんは変わった自称俺になりネイバー
の復讐ためだけに生きているような存在になってしまった。まるで殺戮人形だ。
それから僕も変わった自称を僕にして姉さんと
呼ばずに姉貴と呼ぶようになった。
あまり笑えなくなった半年に一回笑うか
笑わないかくらいだ。
僕があの時それでも僕は姉さんの
こと大好きだよ。
そう言っていたらどれだけ私は救われたことだ
ろう姉さん、もう僕生きてるの辛い怖いの早く
死んで楽になりたい。でもダメか僕が生きるために3人も大切な人が死んだんだ。
僕達だけのために、自信がない生きる理由がないその場しのぎで生きているだけ。姉さん
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
夏目、、、
防衛訓練が終わって俺はベットに体をしました。
ふ、とよこを見ると家族写真があった。
あの時病室で夏羽に言った言葉を思い出す
もしも4年前に戻れるなら俺はあの時言った
自分をぶん殴ってるだろう。
ごめん、ごめんな。
謝って済むことじゃないよな。
そのせいでお前は
半年に一回笑うか、笑わないか、程度に
なってしまった。俺が全部変えてしまった。
もう後戻りはできない。
あんときのことだってそうだよな。
もっと冷静になれば全員助かったのかもしれない何もできない自分に怒って、腹が立って、
心配してくれてお前にそんなことを言って
お前はそのせいで、俺が言った言葉のせいで、
全部変わってしまった。
全部俺のせいなんだよ。ごめんな、ごめんな。
お前のためならだってなんだってする。
お前を守るためなら嫌われたって、
命を掛たって誰かを殺してたって、
絶対に守ってみせるだからだからお願い。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。