暗い場所に、1人、燃え上がる炎のように佇む人物がいた。サリーの父親だ。
役に立たぬやつばかりだ。
なぜ、皆わたしの言うことを聞かないのだ・・・この国を消滅させるしかないようだな
彼は決意しようとしていた。
怒りの炎がピークに達している。
お父様!!!
そこへ、サリーさんが飛び込んだ!
その声はサリーか・・・
ようやくわたしの・・・
お父様、お願いします。
もうこれ以上・・・人々を苦しめるのはお止めください!!わたしは、見たくないです。お父様が生きてきたた世界を壊すなんて・・・お父様とわたしがこれからも生きていく世界を壊すなんてわたし、そんなの見ていられません!
サリー、お前まで私に逆らうのか・・・
わたしは、お父様の娘ですよ?
お願いします。そんな悲しい生き方をしないでください。お母様は、そんな生き方を望んでいないはずです!!
うるさい!!😡
お父様はわたしが嫌いですか。ら
・・・・・・・
わたしが女だから・・・だから・・・・
・・・・・・・
黙る父・・・・
なんか、言ってください・・・・
俺たちは、二人の様子をただ見守ることしかできなかった。
お、俺たちが、あの人の心を浄化することなんてできるのかな
サリーさんは僕らを信じてくれた
そうだね。僕たちが、弱気になってたらダメだよね
約束したしな。助けるって・・・
・・・だな。
約束は、守らなきゃね
でも、どうやって??
サリーさんが、うまく外に連れ出してくれたらエエけどな
お前はなぜ、わたしの術から逃れることができたんだ
それは・・・・
お前だけはわたしの味方だと思っていたのに・・・
わたしは、お父様がどうして、こんなふうになってしまったのかわからない。でもね、お父様。人は、ひどい人ばかりじゃないよ?こんな私をそれでも救ってくれた人がいるんだ。
アミ・・・わたしの背中を押してくれた、大好きな妹。わたしの初恋ににてる人は、仲間の大切さを教えてくれた・・・
わたしまだ、教えてもらってないよ?お父様に・・・
(回想)
サリー、きっとサリーは、お父さんに抱き締められたことないんだよ。
だったら、逆に抱き締めてあげたらどうかな。きっと思い出すよ
一番愛しい人の温もりを・・・
そうしたらきっと変わるよ
アミさんにそい言われたことを思い出しているようだ
俺たち、出番ないかも
かもな・・・
こういうときは、喜んでやろうぜ
うん。なんか、神様になった気分だね
なるほど。それはそうだな。だって、俺たちよそ者だし
でも、なんだかんだ、この国に馴染んじゃって・・・
助けられたし・・・逆に助けたいって気持ちになった
最後だから・・・と言うだけじゃなく、同じ人間として・・・・
って、俺たち、カッコいいこと言い過ぎじゃね?
(笑)あはは。確かに
でもサリーさんのお父さんもきっと優しい心を取り戻すよ。
まぁ・・・優しいかどうかまでは、わかんねぇけど
とにかく何とかしたいな、あの二人を、ちゃんとした親子に戻すために
どうして・・・そんなにつくしてくれるんだ・・・
いつのまにか、ついてきたルキアさん。
うわっ!ルキア、ついてきたのかよ
な、なんか心配だったの
・・・(笑)まさか、ルキアさんがね・・・
・・・・・
初めて会ったときはルキアさんも人を信じるって言うより恨んでいたよね。イナンさんや、イオンさんの力を手にいれるために・・・
あのときは、レンを振り向かせることでいっぱいだったから
・・・・
さっきからなにも言わない剛。
でもね、さっき、剛が死にそうになったとき、胸が締め付けられるかと思ったんだ
ルキアさんが、本当の愛に巡り会えたってことだよね
・・・‼️
なぜだか、赤くなる剛と、ルキアさん。
怪しいな
サリーさんは、父親に必死に訴えていた。
お父様・・・私・・・
サリー、私を裏切るのか?だったらお前はもう・・・
わたしは、お父様のことが好きです!お父様が私を嫌いでも、私は好きです!!
サリーさんは、父親のいる部屋からしばらく出てこなかった。
サリーさん?😲😲😲😲😲😲😨😨😨😨😨😨大丈夫ですか?
僕たちは、急いで二人のもとへ駆け寄った!!
すると・・・・
サリーさんは、誰かを抱き締めているようで・・・・
サリーさん?大丈夫?
サリー・・・・
サリーさんは、迷うことなく父親を抱き締めていたのだ。
お父様、見てよ!夕日がきれいだよ?見える?
・・・あぁ、見えるよ。
思い出したよ・・・
お前が生まれた日は、とてもいい天気だった。自分に子供ができたことがそのときは、とても嬉しかった
愛しい女との愛の証だから・・・
お父様。
なのに、わたしは世間の声に負けてしまった。そして、こんなふうにお前に迷惑を・・・・
なんだか、サリーさんのお父さん、優しい顔してるね
サリーが、きっとアミとの約束を守ったからだよ
なんだそれ~
俺たちやっぱり出番なしかよ
もう、大丈夫みたいだな
サリーさんは、自分の力で、父親の冷たかった心をとかしたんだ
アミ、君の言葉で人が救われたよ?神様なのはアミの方やな
岡田は、ひそかにそう呟いた。
サリー、お前が会わせたいと言っているのは彼らか?
僕たちがものすごーく端でこそこそしているのがバレてしまったみたい。
広い屋敷なのに、よくわかったなぁ~
しかし、サリーさんのお父さんは、元の国王に戻ったのか、僕たちを攻撃する様子はなかった。
す、すみません。俺たち、よそ者だし、地球人なんです。
よい、こちらへ、こい
はい・・・
ルキアもきて
あの、サリーさんに頼まれたんです。あなたを元に戻してほしいって・・・
まぁ、いろいろあったんですけど、どうやらサリーさんが自分の力であなたを戻したみたいなんで・・・・
そうだな。そなたたちには迷惑をかけたな。たしか、パーティーに参加するところだったのだろ?
し、知っていたんですね😲😲😲😲😲😲
そなたたちの噂は知っている。この国を守ってくれたヒーローたちだと
いやーそれほどでもー
いえ、僕たちは、なにも。みなさんが、自分の力で乗り越えたんです。
うわっ!ティガには、負けるわー
さっすが、ダイゴ隊員!
と、とりあえず・・・僕らがこの国に来たこと事態不思議なんです。
説明するとすご~く長くなるんだけどね🤭
そうそう、最初はほんとになにがなんだかわからなくて・・・
特にこいつ、健って言うんだけど、プールに突き落としたイナンさんと、ケンカばかりしてたんですが、いまや友達以上恋人未満の関係なんです🤭🤭🤭🤭
嬉しそうにどんどん説明する井ノ原くん・・
いやいやいや、もういいって
いやぁ~わかんないですよねぇ、出会いって
そなたたちは、本当に地球人なのか?
はい。なんの力も持っていないただの人間です。だけど、この国の人にもらったものはありますよ?
そうだな。それは、俺たちの世界と変わらないな
・・・人を好きになること・・・
そうか。そなたたちの、純粋な心が私たちの国の心を動かした・・・
大切な仲間がいるからこそだと、サリーは、教えてくれた。
イナンやイオン、レンやルキアもそう教えてくれたと私に伝えてきた
サリーさんの父親の目は、もう人を恨む目をしていなかった。サリーさんが包み込んだ愛情が、彼に届いたんだ。
きっとそれは、サリーさんが母親譲りだったからなんじゃないかと僕たちは、考えた。
そして、サリーさんの家をあとにした僕たちは、ようやくパーティー会場である、イナンさんと、イオンさんの城へと向かうことができたんだ。
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