作戦前日
この日はエース、デュース共に学校を休んだ。
最後の調整ということで、
クルーウェルと訓練を続けている。
最初は千鳥足だった魔法も、
時期に明確な何かを掴んできたようだった。
早く寝ろってさあ…。
こんな、緊張して
寝られるわけねーじゃんかよ〜。
…ぐぬぬ……。
定期テストの時よりも緊張する…。
あっそーかよ……。
横に窓がない風の通り抜ける廊下を
星の輝きの下歩いていく。
おおきな木を見ながら、外側を歩くエースが
投げ捨てるように言った。
……ホントに二人は助けられるのか、
確証は無いからさあ…。
オレ、正直不安だな。
……そうかもしれないけど…。
今更、立ち止まる事はしない。
エースも、元々その気なんだろ?
まーね……。
ハーツラビュル寮
帰りました!
おかえり、二人とも。
大きなマントをなびかせ、下から二人を見た。
っす。オレたちもう寝ますね。
ああ。よく寝るんだよ。
あざます!
と、その前に。
……あなたとケイトは君たちにまかせる。
その分責任は肩に重く乗っている。
……。
入学してすぐ、ボクが君たちに
迷惑をかけたことはまだ
反省してるんだ。
始めは面倒な新入生だと思った。
背の小ささなど感じない大きな意志を感じる。
でも、今は違う。
君たちを信頼しているんだ。
寮長……。
胸を張って行ってくるように。
これは、"寮長命令"だよ。
エースとデュースは互いを目を丸くして見た。
だが、頷いて敬礼をし大きく口を開けた。
はい、寮長。
もう耳障りじゃない。その掛け声が廊下に響いた。
シルバー推しそう。
7章読んだら全人類推すだろアレは。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。