啓永だけだったね、私のそばにいてくれたのは
皆いなくなっちゃった
💙大丈夫、俺はずっとそばにいる
何気ないことで笑えてたあの頃に戻りたいな
でも私もう決めたの
啓永と離れようって
💙なんで?俺はあなたのそばにいたいからいるんだよ
それは啓永の優しさだって分かってるよ
今までずっと啓永の時間奪ってたね
💙そんなことない、俺はあなたと居たから幸せなんだよ
お願いだから俺の前から居なくなるなんてもうしないで
まさかあの時傘を差し出してくれたのが啓永だと思わなかった
もう会えないだろうなって思ってたのに
💙俺はずっとあなたを探してたよ
何も言わずに居なくなったあの日から
隠し事なんかして欲しくなかった
俺はあなたの全てを受け入れる覚悟があった
私には啓永が必要だよ
けど啓永は私なんかといちゃダメなんだって
💙嫌だ、俺の方があなたを必要としてる
でももう私には時間がないんだよ
啓永の時間と私の時間は違いすぎるから
💙なら俺があなたの時間に合わせるから置いていかないで
そして、一緒に……
それ以上言わないで
私の願いを叶えてよ、啓永
私だって一緒に生きていける未来を見たかった
💙あなたのいない世界は意味が無いんだよ
最後までそばにいてくれてありがとう
来世でも啓永と会ってそれで……
💙ねぇ、お願いだから俺をひとりにしないで
次は同じ時間で過ごせたらいいな
啓永、愛してたよ











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。