第11話

残されたもの
89
2025/09/06 13:15 更新


「……………」


 重たい空気が流れる。味方最大の脅威ことゾムが我らが太陽シャオロンを監禁してから長く経った時。


 今まで朝に外に出る事が少ないゾムが一時期から毎日外に出るようになったのだ。

 シャオロンがいなくなった日と同日に。



 トントンやグルッペンは2人の死体を見つめ

 ロボロやショッピ、チーノは死体を見て固まっている。



 鬱は………顔色を真っ青とさせ唇をワナワナと震えさせていた。
ut
(僕のせいなんやろうか……僕が余計なことしなかったらシャオロンはもしくもゾムも生きてたんちゃうんか)




「鬱。シャオロンのことを気に止める必要はない。これはお前が招いたのではなくゾムが1人で招いた結果だ。深く考えるな」




 総統命令だ。と後ろに付け足しグルッペンが言う。珍しく気を利かせたのだろう












 僕のせいじゃない言うても僕の好きな人は死んでしまったやないか………


 僕はシャオちゃんが好きだった。

 ずっとタバコを吸っている僕の肺を心配していつもタバコの代わりにお菓子をくれた。

 それが食べかけでも僕は嬉しかったやんや



ut
共依存、やったんかなぁ



 思わず漏れてしまったわ。


 まー共依存じゃないとシャオちゃんまで死なんからほぼ確実にそうやろうけど。



 少しくらい僕にも可能性欲しかったなぁ…なんてな、w




ut
なぁ、グルッペン
ut
僕さどうしたら2人とも生きて軍に戻ってこれたんやろうな…




 他の幹部がいる中で少しの涙が頬をつたう。






 あーあばいばいシャオちゃん、さよなら僕の初恋

プリ小説オーディオドラマ