第3話

3.
461
2022/10/21 14:23 更新
前回の続きから
モトキ
量がっ…多すぎる!
どかぁぁぁぁん!
マサイ
なんだよこの爆音。
シルク
目を攻撃しただけで倒したと思うなよ。
シルク
落雷龍。…………火焔ドラゴン。…くっ…
シルク
モトキ!!回復薬くれ!!
モトキ
了解!!
モトキ
ほらよっ!!
ぽいっ。
パカッ。
シルク
…………あー生き返った。
ガガガガがっ!
シルク
!?なんだよこの猛獣!!
マサイ
…………
マサイ
俺じゃねぇし。
シルク
モトキ〜?
モトキ
…………
シルク
ねぇ聞いてる!?
モトキ
なんか俺のもう一つの能力!!!!最近マサイに懐いてるよ!
シルク
いらねーよそんな情報!!ゔぁぁ!?
化け物
ゔぁぁぁぁぁっ!!!
化け物
うぎぃぃぃぃ!!
シルク
なにこの虎。一気に化け物殺してったぞ。
モトキ
急に冷静w
モトキ
んんっ…帰っておいで。白虎
白虎
くぅ〜ん…
シュッ。
モトキ
よしっ。
シルク
化け物全員死んだし…一件落着!!ということで。かいさ〜ん!
シルク
んんっ…おつかれ。
モトキ
おつ〜
マサイ
じゃあ、一緒に家帰ろ〜?
モトキ
いいよ〜シルクは?
シルク
ん?俺学校に残るわ。ちょっと課題あってさ。
モトキ
課題…?
シルク
あー今日保健室に2時間くらい居たから授業受けられてないんだよね。だからさ。
モトキ
あー!
マサイ
そういうことな。じゃあ、モトキ帰ろ〜ぜ。
モトキ
はーい!
モトキ
シルク、また明日ね!
マサイ
明日の放課後会おう。
シルク
また明日。放課後俺らの高校の門で待ち合わせな。
マサイ
了解。
シルク
…………嘘なのになぁっ…
シルク
ごめんなぁっ…みんな。
こんちゃ〜す。
シルク
…………
あれれ〜?無視かい?俺だよ。'お'れ'!
シルク
…………偽物だってわかってんだよ。
シルク
テメェが偽のザカオだって。
ザカオ?
何言ってんの?俺は、ザカオだよシルク?
ザカオ?
ほら、今日ムキムキ料理音痴クッキングがあるから
シルクの学校きただけだってw…本当だぜ?
シルク
じゃあ、なんで校舎から出てきた?
ザカオ?
だーかーらー!シルク探してシルクの教室行っただけだって!何回言えばわかるんだよ!
シルク
その怒り方。ぜってぇにザカオじゃねぇ。
ザカオ?
へ〜…………さすが長年いるだけあって。でも、お前じゃ勝てないよ。
シュン
シルク
…………
奴が消えた。透明化…だな。
ザカオ?
すごいだろ〜?俺は完コピだからさぁあ?同じ能力も使えちまう。
シルク
…………そうか。
シルク
そんなの無駄なのにな。
ザカオ?
あれれ〜内心、焦ってんじゃないのぉ〜?シルク君!
ザカオ?
いつ行こうかなぁぁぁ?
…………集中しろ。
あいつの言葉は聞かなくていいから______
…………!!見えた。奴が来るっ!!
シルク
そこ。
ガキン!!
ザカオ?
!!!
グサッ。
ザカオ?
ゔぁ…
シルク
馬鹿すぎる。お前が本当に完コピなら俺の動きもお見通しのはずだ。
シルク
お前は本物のザカオでもないし、偽物でもない。ただのクソだ。ガラクタ。
シルク
お前は強くない。弱すぎる。ザカオならもっと強いからなぁ。お前は操られてんだろ。
額にある数字でわかる。それは操られている印だ。
ザカオ?
…!!なんでそんなこと知ってんだ?
シルク
俺も…操られていたことがあったからな…
ザカオ?
っ!!…お前は本物のシルクロード じゃないのか?
シルク
そう言うわけでもない。まぁ偽物のお前に話したって、わかってくれねえだろ。
シルク
身内でも理解できなかったんだから。俺のことなんか…
どうでもいいんだから。
シルク
じゃ、地獄で精一杯生きな。
ザカオ?
ぁっ…
サァァ。
偽物の体が砂になり消えていく。
そいつは救われた。ありがとうよ。そんな顔をしてた。なんだよ。俺に向けてそんな顔するなよ。言いたかった。なのに、あいつの言葉がアレだったから。
我慢できなかったっ…
ザカオ?
ありがとなぁ…シルク。やっと解放されたんだよぉ…
お前のおかげで。…………さよなら…
シルク
っ…元気…でな。
ザカオ?
おいおい…なくなよ。お前らしくないぞっ…?
もう会えないけどさ…いや、会えるか。本物の方の俺にさっ…ほら、雫を拭いて。
ありがとう…
あいつは笑いながら俺の顔に触れていた手を下ろし、最後に口が残り、ある一言を言ってから全身が消えていった。
シルク
っ…ごめん。偽物のお前らにはっ…救いがないんだよ…
残酷だよなぁ____能力者の世界って。救いたかったよ…俺だってなぁ…本当にごめんなぁっ…!!
偽物のザカオが立っていたところにはフッシャーズのロゴマークが落ちていた。
そしてそのロゴマークには…
ザカオ?
''他の奴らも救ってくれ''
シルク
!!
今一瞬だけ奴の声が聞こえた。
多分これが最後の…偽物のザカオの声だ。

あいつの願いなんだ。叶えてあげなきゃ____必ずだ。
シルク
あぁっ…お前の望み…叶えてやるよっ…
シル…ク?
俺は振り返った。そこにいたのは…
さっきまで目の前にいた、そして目の前で消えていった、人物だった。
シルク
あぁ…ー  ー  ー。
短め。

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