『』←春千夜
「」←竜胆
天竺軸です。
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第一印象はずっと兄貴の後ろにいるやつ
しつこく絡んでくる弟。兄の方はそれを見て笑ってる
そしたら段々灰谷弟のことが分かってきた
リンドウって名前
すげー気分屋
興味無い日はほんとに絡んでこねぇし
興味ある日はすげー絡んでくる
あと意地悪
一緒に海も行った。
そうやって関わっていくうちに竜胆のことが気になってきた
別に恋愛的な意味じゃない
特別こいつが好きなわけじゃない
オレの1番はマイキーだし
でもおかしいんだ
コイツといるとドキドキする
こいつ、男だぞ
そんなわけない
言い聞かせてたのに
七月六日
どうやらオレはおかしくなっちまったらしい
『なぁ竜胆 』
「なぁに」
オレがお前を好きだっつったらどうする?
『冗談、忘れろ』
そういい切る前に
「俺もつったらどうする?」
いつの間にか春千夜のこと気になってたんだよなー
なんて言ってるこいつはけらけら笑っている
「でも俺気分屋なの知ってるだろ?飽きたら捨てるから」
知ってる、お前にとってオレはただの人1人、
そう言うお前はちょっと楽しそうで
「あ、いいこと思いついた」
七月七日の0時まで。
「つまり明日の夜まで、俺らが恋人同士でいるの。」
ロマンチックだろ?なんて笑う
『…やだ』
「お前なぁ」
苦笑する竜胆。
だってオレはどうしようもなくお前が好き
でもお前は飽き性で依存されるのも好きじゃない
苦しいよ竜胆
オレはどうしたらお前といられる?
ちょっと泣きそうになりながら竜胆の方を見る
竜胆はオレの方を見ながら耳に触れてマスクに手をかける
『あっ、外すなよ』
「外さなきゃちゅーできねぇよ?しねぇの?」
『っする』
「ん、いい子」
そう言ってオレの口の傷にキスをする
『ロマンチックなんていらねぇよ』
「カリスマには必要なの」
『オレにはいらない』
「そうだ、明日七夕祭りあるんだってよ」
浴衣着て行かねぇ?
あ、兄ちゃんには内緒な
そう言って人差し指をオレの口の前にやる
ずるくねぇ?また好きになっちまうだろ。あと無視すんな












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。