第2話

「はじめてばかり」📚🪐
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2023/12/10 14:04 更新
クイト
クイト
ここがハイカラシティ…!!





______期待を想い、尊敬を向けて。











クイト
クイト
わぁ…!



ここはハイカラシティ。




最先端のイカルチャーを学べるところ。






僕__クイトは親元を離れ、1人で上京してきた。






つまり右も左もわからない!








クイト
クイト
やっぱ最初はバトルかな…?
クイト
クイト
おカネ稼ぐ方法もそれしかないし…







____はじめてのバトルに期待を膨らませた。















結果は圧勝。





味方によれば「味方に有名な猛者がいた」らしい。






今の僕にはまだ縁のない話だった。









クイト
クイト
バトルってこんなに疲れるんだ…
クイト
クイト
猛者の人すごいな…




猛者はこんなにも疲れる試合を淡々とこなす。








そんな彼等が少し羨ましい。







団地に帰ったら少しトレーニングしよう。







クイト
クイト
…?





マンホールから顔を覗かせている爺さんを見つけた。






そして目があった。








ヒョイ
クイト
クイト
あ、…



なんかマンホールの中に入ってった…







クイト
クイト
見間違え…かな…?





近寄ってマンホールを見つめるが頑丈そうなマンホールだ。






そのへんの爺さんの力じゃ持ち上げるのは無理があるだろう。






もし爺さんの中でこのマンホールを持ち上げることが出来るのは


歴史で習った「大ナワバリバトル」でイカたちを勝ちに導いた「辺目義男」さんだけだろう。





…もうくたばってるかもしれないけど









~~でだな〜
やば、お前強すぎw
クイト
クイト
…あ、



声をする方を見れば、目の前に誰かの脚。




そのまま避ける間もなくぶつかってしまった。





あまりのことに受け身が取れず応急処置でイカ状態になる。





そして、






クイト
クイト
ぁ…





マンホールの金網をすり抜けてしまった。






ヒトに戻るももう遅い。





「気の所為じゃね?」






とさっきのイカの声がマンホールに反響して聞こえる。









そのまま暗くじめっとしたマンホール内を重力に身を任せ落ちていった。










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