初兎くんとにこ(しょーくんが飼ってる猫ちゃんの名前)が入れ替わってしまったお話です!!
初兎side
ピチチ………と鳥のさえずりが聞こえる
もう朝かと体を起こそうとした僕は、衝撃の事実に気づいてしまった
手が白くて、肉球がある
全身がめっちゃ軽いし、目線が低い
なんか全身もふもふや((
少し見上げると、僕のベットに寝ている僕がいる
ん??
「僕がいる」
じゃあ、今こう考えてる僕は誰や?
とてとてと走り、全身が見える鏡の前に行く
なんと、にこになっていたのだ僕は
なんだよコレ!!!漫画か?(小説です)
うわ猫語に勝手に変換されとる
便利〜((
あ、僕!!!
ぽやぽやしながらそう言う僕
ということは、僕の中にいるのはにこってことか
にこは僕の喉を優しく触ってくれた
暖かくて心地が良いので、思わず喉を鳴らしてしまった
さすが猫
猫がされて気持ちいことを的確にしてくれる
と、
\ピンポーン/
僕の中にいるにこが半泣きだ
でも、今僕は猫で、にこの中にいる状態
何にもできないのだ
にしても僕顔いいな、こんな顔できるんや((
あー大声で僕の方に来るから………
はい、泣きだしました
成人男性がギャン泣きです
自分で言うのもなんですが、見てるこっちが怖いです
えー、僕、悠くんの後ろに逃げ込みました
絵面はただの顔がいい兄弟です
そりゃそっか
というわけで、僕はいむくんに制裁を与えるべく彼に歩みよる
てしっ、と前足をいむくんの膝に乗せて
おー、いむくんに攻撃しながらでも声がめっちゃ聞こえる✨
猫ってやっぱ耳いいんやな〜
気づくの遅かったなぁ
ばっ、と起き上がった
隣を見れば丸まって寝ているにこ
なーんか楽しい夢だった気がしたけれど………
まぁ、にこが可愛いからなんでもいいや



















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。