「いや〜、あそこで派手に死んだのは面白かったね。」
「ポップコーン食べてたのに盛大に血が吹き飛んでビビりましたよ。」
「バター醤油とキャラメルって定番だね。1人でLサイズ食べるって本気?」
「そういう五条さんもキャラメルLサイズ1人で食べましたよね…。」
「そりゃ、甘いものは大好きだからね。」
「ひえー…キャラメルだけだと気持ち悪くなりそう。」
「そんなことないよ、今度チャレンジしてご覧?」
「バター醤油を裏切れないです。」
「頑固だなあ…」
「あー、もう7時ですか…そろそろ解散ですかね」
「ホントだ。どっかでご飯食べてく?」
「お高いところじゃなきゃどこでも。」
「ほんっと僕が選ぶお店あなた嫌がるよね〜。なんで?美味しいじゃん。」
「いや、味とかじゃなくて雰囲気が…」
「あー、なるほどね?、チェーン店のお寿司とかの方が好きなんだ。」
「そうですそうです!!」
「あんまり僕は美味しいとは思わないけどね。」
「美味しいじゃないですか…。」
「じゃ、いつものお寿司の店で出前取って食べよーよ。」
「…それならいいですよ。」
「よし!決まり!!僕の家おいで!!」
「そんなあからさまに嫌な顔しないでよお寿司奢ってあげるから、悟くん泣いちゃう!」
「は、はあ…」
「もしかして期待しちゃってるの〜♡?」
「そんなんじゃねーです。」
「口悪。あ、そーだ。どうせなら配信つけよーよ。」
「お寿司食べながらですか?別にいいですけど…」
「よ〜しっ、じゃあ予約しといたから。家帰ろ。」
「お邪魔しま〜す。」
五条宅
「お邪魔しま〜す。」
「いらっしゃ〜い。」
「相変わらず音響設備凄いですね…。」
「でしょ?僕もたまに歌うからマイクとかヘッドホンいっぱいあるよ。」
「たまにっていうレベルじゃないですよねこれ…」
「そー?」
「歌手が頑張って買い揃えてこんな感じでしょ普通…」
「え〜…そう?、最近配信もするからそのせいかも。」
「ええ…??」
「ゲームとかよくしてるんだよね、VRゴーグルとかパソコンとか何台も買っちゃった☆」
「…はは」
「あ!お寿司食べ終わったらゲームしよゲーム!ホラーホラー。」
「久々にゲームしますね私…いいですよ。」
「2人プレイのVRホラーね。」
「VRとかしたことないです…」
「かなりリアルだよ。楽しい」
「ええ…。」
\ピンポーン/
「あ、出前来たっぽい。待ってて」
「あ、行ってらっしゃい。」
防音室のドアノブを捻り、玄関へと向かって行く五条さん。
「たっだいま〜♡お寿司、来たよ〜」
「おかえりなさい。いただきます。」
「マイクここでいい?」
「大丈夫だと思います。」
「配信つけるよー。」
「どもー、突然配信してるけど雑談した後ゲームするだけだよ!」
「突然の配信びびった」
「報告かと思った」
「それな」
「あ、そういえばお隣にイラストレーターのあなたさんがいまーす。」
「どうもお邪魔しましてます」
「なんだって!?」
「何気初めて声聞いた」
「女性だったんだ!」
「声かわいい〜」
「あ、確かに声出したこと無かったかもしれないです…はじめましてー。」
「じゃ、お寿司食べよっか。」
「いただきまーす。」
「いただきます。」
「何から食べよう…」
「僕はエビ食べようかな〜。」
「好きなお寿司のネタは?」
「なんであなたさん今日五条と一緒なんですかー?」
「わさびかけてる?」
「質問いっぱいですね…」
「今日は一緒に映画見に行ったんだよね。帰りにご飯食べてこうかと思ったけど、出前取っちゃった。」
「好きなお寿司のネタは…マグロ、わさびかけます。」
「僕はわさびかけない。いくら〜」
「美味しいのに…」
「え〜…辛いじゃん。」
「wwwww」
「出た甘党」
「いつもの」
「草」
1時間ほど雑談した後、お腹が満たされたのでホラゲをすることになった。
「そういや私VRで思い出したんですけど、3Dモデル作ったんですよね。」
「ホント?配信で使っちゃう?」
「いや使いたいんですけど…あれなんですよね、設備が整ってなくて、使う場面が…」
「いや僕持ってる持ってる。使おうよ」
「!?」
「まさかの」
「動きが見えるぞおい」
「嬉しい最高」
「あ、じゃあ借ります!!」
「ノーパソ持ってきてたよね。モデル送れる?」
「あ、送れます送れます。」
「1回配信切ろうか。」
「あ、たしかに。」
「てことで、1回配信切りまーす。準備出来たらツイートするね!」
「ありがとうございましたー。」
「モデルってなんのキャラクター作ったの?」
「私とよく遊んでいる方のオリキャラ大体作ってます…硝子さんとか夏油さんとか五条さんも。」
「仕事早。」
「暇だったので…」
「あ、モデル送れました。」
「すごいな…クオリティ高いし4体も作ってたんだ」
「恐縮です…」
色々設定とかパチコリして、配信再開。
「初めて動かすけど、どうなんだろうね。」
「あ、始まった。」
「おかえり〜」
「すげえ!!!」
「身長差かわいい」
「クオリティえぐ!」
「暇だからこの人モデル作ったらしいけどいい意味で狂ってるよね。」
「やろうと思えば誰でもできますよ多分」
「じゃ、そんなこんなでやっていこっか。」
30分程して。
「なんだこれ気持ち悪いな」
「いやもう…はあっ。いやア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
「草」
「あなたさんもう死にかけじゃん」
「大丈夫かw」
「悲鳴助かる。」
コンコン、とノック音が聞こえる。
「ひあ”⤴︎ ⤴︎⤴︎!!なになになに!??」
「床に座ってるのかわいい」
「五条もうちょいびびレ!!」
「あ、これ現実の方で来てるかも。ちょっとゴーグル1回外すね」
「わたしも外します……」
「あ、傑じゃん。何しに来たの?」
「や、悟。」
「あ。お楽しみ中だったかい?失礼。」
「ただの配信です…久しぶりです夏油さん」
「?!」
「夏油さんきちゃ!」
「お楽しみ中は草」
「なんだ。汗だくだからそういうことかと思ったよ。」
「あなたがホラーでビビりすぎなだけだよ。」
「は、ははは…」
「1回休憩しようか。」
「お酒持ってきたんだ。飲むかい?」
「俺酒飲めねーっての。」
「あ、そうだったそうだった。あなたさんは?」
「俺!?」
「!??!」
「ガラ悪」
「お酒飲んだことないです。…」
「成人済みなんだねみんな」
「夏油さん酒強そう(偏見)」
「案外悪くないよ。」
「お酒飲んで酔っても介護してくれる大人が居なかったので…」
「あー、なるほどね」
「よくあるよくある!!」
「ほろ酔いくらいなら初めてでも飲めるだろう。どうぞ。」
「あ、いただきます。」
「うーん、…ジュースって感じですね。」
「嘘?それなら僕にも飲めるかもしれない。」
「やめておけ悟。」
「じょーだんじょーだん。」
「でもなんかふわふわしてきました、酔っ払うってこんな感じなんですかね…」
「うん、そんな感じ。」
「いい感じにお酒回ったみたいだし、VRやろっか!!」
「いや、もうやりたくないです…」
「え〜…、ケチ」
「私も前に悟とやったけどかなりリアルだよね。」
「ほんとですよ…」
「じゃあ桃鉄桃鉄!」
「いいですよ〜…」
「あなたさん眠そう」
「かあいい」
「ふわふわしてる」
「99年耐久しようか。」
「げっ、ガチかよ傑…」
「いいですよ〜…」
「酔ってんなあなたは…、」
「ま、やろうか。」
夏油はいつの間にか機械をつけ、準備バッチリ。
「夏油さんきちゃ!」
「 これで歌枠して欲しい」
「あなたちゃんあひる座りかわいい」
「なんかめっちゃあなたちゃん飲んでね?」
〜つづく〜












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!