第2話

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2026/01/09 22:32 更新


   〝 結婚してくれない? 〟


  そんな衝撃的なひと言を放ったのは


  産まれて約17年、ほとんど共に育ってきた

  幼馴染の赤城ウェン


  俺とウェンは付き合ってすらない

  付き合ってもないのにいきなりプロポーズをされたのだ 





  なぜ!?!? 


  ぁ、いや嬉しいんだけど、嬉しいんだけどっ!! 


  この想いは自己完結するって決めてたのに!?



  なんなんだ此奴

  もしかして俺がウェンのこと好きだと
 
  気づいてんのか…? 


  だとしたらたちが悪い

  ウェンはそんな奴じゃない

  プロポーズも本気なのだろうか

  17年一緒に育ってきたから流石にわかる


  ウェンは人を弄んだりしない 



あなた
 マ? 
 akg
 だからマジだって!! 


あなた
 嘘ついてるとは思わないけど… 


 akg
 僕があなたに嘘ついたことないでしょ!! 


あなた
 まぁ、それはそう 


 akg
 僕たちが8さいだっけ?そんくらいのとき、同性婚が認められたでしょ? 
 akg
 その時から、絶対あなたにプロポーズするって決めてたから 


あなた
 マ? 

 akg
 だからマジだってば! 


  〝それにあなたのお父さんには許可貰ったし!〟

  と付け加えるウェン 


  いつだよ!?

  いつ話してたんだよ!? 


  確かに今日家出るとき

  やけに親がニヤニヤしてたっちゃしてたけど…!! 


  まさかこれだったのか 


  そして何、俺がウェンからの押しに弱いこと知ってやがったな

  先に親通すほぼズルじゃん!? 



  だが思い出せ赤坂あなた… 


  目の前にいるプロポーズしてきた奴は

  俺が惚れた男であり、モテ男だ 


  今頃学校のウェンの机には

  山積みになった誕生日プレゼントがあるはずだ


  …主にウェンに惚れた奴から


  今更好きとか言う方がキツくないか!? 


  よく考えろ俺…!

  ウェンは別に俺を恋愛的に好きとはまだ言ってない…!!
あなた
 やだなぁウェン、俺はほぼ兄弟だし、俺もウェンのこと家族として好きだよ〜 


  よし、なんとか誤魔化せそう((((


 akg
 〜!(拗 


  あれ、ほっぺ膨らませ始めたぞ 


 akg
 僕はあなたと結婚したい程好きなんだって! 


  勢いに任せて手で顔を覆った

  きっと今俺は情けない顔をしていることだろう

  手から頬が熱いのが伝わる



  しかも俺がこの顔弱いって知っててやったなウェン…っ! 
あなた
 で、でも、ウェンってすげえモテるじゃん? 


 akg
 あなたからモテなかったら意味ないってば!! 


あなた
 うぅ(照 

あなた
 で、でもそれなら普通告白が先だろー!! 




 akg
 …仕方ない… 



  ウェンにしては簡単に引き下がったな

  まぁ何はともあれ俺の心の整理ができそう… 


 akg
 ならあなたが愛してるって言ってくれるまでプロポーズし続けるのみ!! 


 akg
 絶対僕のこと好きにさせるから
 覚悟しとけよー! 



  えぇー、こちら赤坂あなた

  既に堕ちている模様です… 

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