第4話

第四話 森で助けた人たちは王族でした
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2023/08/05 06:24
さとな
さとな
今日もオオカミ討伐と薬草とり
美鈴
美鈴
でも、以外と楽しい
キサラ
さとな様、この近くで人が襲われています
さとな
さとな
あー、助けたほうがよさげな感じ?
美鈴
美鈴
とりあえず行ってみよう
森の中心部付近
サーフェ
美鈴様、あそこ
美鈴
美鈴
あ、本当に襲われてる
さとな
さとな
ちょうど良くオオカミだし、倒すか
美鈴
美鈴
りょー
オオカミ討伐完了
さとな
さとな
全部倒せたかな
リーシャ
リーシャ
あの。お2人とも、助けていただいてありがとうございます。どうか助けていただいたお礼をさせてください
美鈴
美鈴
別にうちらは討伐依頼達成できたし
さとな
さとな
言っちゃ悪いかもだけど、あなたたちを助けたのは討伐のついでみたいなものだし
ライア
ライア
いえ、お礼をさせてください。助けていただいておいてお礼をしないのは王族として恥じらうべきことなのです
リーシャ
リーシャ
娘の言う通りです。なのでどうかお礼を
さとな
さとな
まぁいいんじゃない
美鈴
美鈴
さとながいいならうちも
リーシャ
リーシャ
もうじき迎えの馬車と騎士が来るでしょう。一緒に城へ行きましょう
さとな
さとな
それはいいんですけど、キサラたちを連れて行っても?
ライア
ライア
かわいい。ホワイトウルフですよね?
美鈴
美鈴
そだよ。ホワイトウルフのキサラとサーフェ
リーシャ
リーシャ
お2人の契約獣ですか?
さとな
さとな
えぇ
リーシャ
リーシャ
でしたらもちろん一緒に
王城へ
ライア
ライア
やっと帰れた
リーシャ
リーシャ
ここが我が王城です
さとな
さとな
やっぱでかい
美鈴
美鈴
こんなもんだろ
リーシャ
リーシャ
では、広間へ行きましょう。陛下と息子たちが待っています
広間へ
ジーク
ジーク
母さん、ライア。無事でよかった
ラント
ラント
君たちが母さんとライアを助けてくれたんですね
ライア
ライア
そうよ、兄様
アルベルト
アルベルト
そうだったか。リーシャとライアを救ってくれたこと礼を言うぞ
リーシャ
リーシャ
陛下、まずは自己紹介を
アルベルト
アルベルト
おっと、そうだな。世はアッシュタルト王国の国王、アルベルトだ
ジーク
ジーク
俺はアッシュタルト王国第一王子ジークだ。よろしくな
ラント
ラント
僕はアッシュタルト王国第二王子のラントです
さとな
さとな
さとなです
美鈴
美鈴
美鈴です
アルベルト
アルベルト
さとな、美鈴よ。改めて2人を救ってくれたこと礼を言う。それで、何か欲しいものはないか?何でも良いぞ
さとな
さとな
でしたら、魔法に関しての知識とか教えてもらいたいですね
美鈴
美鈴
あとは、住む場所とか
さとな
さとな
それもあったね
アルベルト
アルベルト
そんなことで良いのか?世は国王だ。令嬢などの地位もやれるのだぞ
さとな
さとな
令嬢とかの地位は私たちには必要ないですから
美鈴
美鈴
むしろない方が楽
アルベルト
アルベルト
そうか、わかった。住む場所はこの王城に住むと良い。魔法に関しての知識は専属の講師をつけてやろう
さとな
さとな
王城に住むのはさすがにヤバくね
美鈴
美鈴
まぁ、確かに
アルベルト
アルベルト
なに、気にすることはない
さとな
さとな
国王がそう言ってるし、いいんじゃない
美鈴
美鈴
まぁいっか
リーシャ
リーシャ
ということは、これから一緒に暮らせるのですね。でしたら、ライアのお友だちになっていただけないでしょうか?
ライア
ライア
ちょ、母様
さとな
さとな
いいよ
美鈴
美鈴
うちも
リーシャ
リーシャ
あら、ありがとう
ライア
ライア
それで、2人は今まで何をしてきたの?
さとな
さとな
冒険者よ
美鈴
美鈴
職業は魔女
リーシャ
リーシャ
だから、魔法を学びたかったのですね
さとな
さとな
そうよ
アルベルト
アルベルト
話しはもう良しとしよう。これからよろしく頼む。ジークとラントも仲良く優しく接するように
ラント
ラント
はい
ジーク
ジーク
わかってるって
それから。さとなと美鈴は王城で暮らすことになり、魔女として魔法を学ぶ日々を送っていった。

はい。第四話はここまでになりま〜す。まさか偶然にも王族を助けちゃうなんてね、すごいよね。王城で暮らすとかいいなぁ。羨ま…とにかく、さとなと美鈴の異世界生活は思わぬ方向にいっちゃいましたね〜。これからどうなっていくんだろう?楽しみですね〜。

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