第43話

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2026/08/29 09:00 更新

その後もフロイドの勉強会はちょくちょく
続き 、 いよいよテスト当日。





アミティ
   (  解ける  …  !!解けるぞ  …  !!  )    
アミティ
  (  ここもここも  ……  
フロイドゼミでやったところ!! )


俺はフロイドのおかけで
スラスラ解きまくっていた。







アミティ
    終わった〜〜!!!    

テストの終わりを告げるチャイムが鳴り、
ぐーっと伸びをする俺。


ラギー
    お疲れっス〜    
アミティくん
ラギー
    どうだった?
手応えあったスか?
アミティ
    めっちゃあった!   
合計400いけるかも!

隣に座ってそう聞いてくるラギーくんに
満面の笑みと特大ピースをかます。


いやぁフロイドゼミ様々だわ〜〜
アーシェングロットくんのノートよりいいかもしれない。



ラギー
    いいッスね〜
俺はちょっと自信ないかも …
アミティ
    嘘つけ、キングスカラー先輩に    
教えて貰ってたの知ってるよ
ラギー
    あ、バレてた?   


そんな雑談をしていたが、
俺は時計を見て少し焦った。




アミティ
    やば、今日アーシェングロットくんに    
呼ばれてるんだった
ラギー
    うわ、遅刻したら
ネチネチ言われるッスよ
アミティ
    だよね  ……  急がなきゃ    


俺はちゃっちゃと荷物を纏め、
教室から飛び出した。



アミティ
    じゃあ!!ラギーくんまた明日〜!!   
ラギー
    はーい、また明日    

















アミティ
    おし、鏡舎到着    
アミティ
    アーシェングロットくんに
連れてこいって言われてる奴は …



確か特徴は短い金髪にそばかす ……
少し焼けた肌 ……


.
でさぁ     
アミティ
   (  彼奴かな  )   

俺は1歩1歩そいつに近づいていく。
そしてそのままポン、と肩に手を置くと

ビクっと肩が揺れた。
どうやら彼で当たりのようだ 。




アミティ
    お話中失礼〜    
.
    あっ、あれ?
なんだアミティ先輩か …
どうしたんすか?


笑顔で話しかけると、彼は安堵した様子だ。
ごめんね、 これからその顔をまた青ざめさせなきゃ
いけないんだけどさ。


アミティ
    ちょっと君に用事があってね    
.
    用事?    
アミティ
    うん、ちょっと着いてきてくれる?   
.
    分かりました    

『 彼借りてくね〜 』 とだけ
彼の友人に言ってオクタヴィネルの鏡に
入っていく。

まんまと引っかかっちゃって ……
俺でも疑わないと駄目だと思うんだけどなぁ。



.
    …  せ、先輩?   
アミティ
   ん?何?   
.
    あ、あの  ……
俺今日モストロラウンジには
近寄りたくなくて ……


寮に入って廊下を歩けば、
彼は不安気にそう言ってきた。


アミティ
   そっか    


俺がそれだけ答えると、彼は
またほっと息をつく。



が、数秒後には青ざめた。


.
    せ、先輩、あの、この方向って    
ラウンジの方向じゃ ……


怯えて俺に話しかけるが、
勿論俺は無視を決め込んだ。


アミティ
    …  さ、着いたよ     
.
    …  なっ、なんで!   


大きなドアを開ければ、
そこに広がるのはモストロラウンジ。

そして其処にいたのは
アーシェングロットくんにジェイドくん。
それに寝ているフロイド。



アミティ
    君に用事っていうのは
アーシェングロットくんが言っててさ
.
    ……っ、騙された!!!    
アミティ
    何言ってんのさ、
警戒せずに着いてきたのは君の方だろ


アミティ
   ほら、アーシェングロットくん    
連れてきたよ
アズール
    これはこれはアミティさん!    
ご苦労様です!

座っているアーシェングロットくんに
呼びかければ、いつも通りの胡散臭い猫かぶりが
始まった。



アズール
    いやぁ、僕困っていたんですよ、 
昨日呼び出しをした生徒が何故か
来てくれなくて ……

アズール
    さぁ、そこの君、
お話を聞かせてください?
.
    ……  !!    

彼の額には、びっしょりと汗が滴っている。
その焦った顔のまま、
ラウンジの席に腰を下ろした。














その数分後、ラウンジ中に響いた悲鳴を
俺は聞かなかったことにした。





アミティ
  (  ほんと、胸糞悪いこと
手伝わせないでほしいんだけどな )

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