第5話

🐧🐉②
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2025/12/31 14:00 更新
リュウヘイ
でさー、本当に理解ができなくて
🐧
だから違うそれは教授じゃなくて生徒だって笑笑
リュウヘイ
え!?!?そうなの!?

竜平といると、めっちゃ楽しい。
話が面白いし、カラオケとか行くと上手すぎて本当に惚れかけるし…
リュウヘイ
…マナト?
🐧
あ、ん?ごめん何?
リュウヘイ
…マナトってさ、彼女作んないの?
🐧
え。

急に?
🐧
んー、だって好きな子おらんけん、
リュウヘイ
…そうなんだ。
🐧
うん?なんで?
リュウヘイ
いや、俺、…好きな人がいる。
🐧
え!?

さっきまで作る気ないとか言ってなかったっけ!?
🐧
え誰誰誰誰!!!!
リュウヘイ
いやそれは言えないけど、笑
🐧
えじゃあどんな子!?
リュウヘイ
えー、
リュウヘイ
髪はショートで、今は黒髪。でも髪色何回か変えてる。
🐧
ほおー、オシャレそう。
リュウヘイ
俺は結構、仲良いつもり。大学からの仲だけど。
🐧
同じ大学の子なんや!
リュウヘイ
よく一緒に、抹茶食べに行ってくれて
リュウヘイ
一緒にカラオケ行ったこともある。歌上手いんだよね、その人。
🐧
結構、もういい感じじゃん、?
リュウヘイ
いや、そんなことないんだよ。
リュウヘイ
今までも今も結構アピールしてるつもりなんだけど、全然気づいてくれなくて
リュウヘイ
多分全然脈ナシ、
🐧
あちゃ、鈍感ってきついよなぁ…
リュウヘイ
うん。ね。気付いてよ。
🐧
…ん?笑
リュウヘイ
…はぁ、

呆れたように溜息をついて項垂れる竜平。
リュウヘイ
最後まで気づいてくれないんだね、
🐧
え、なに、?何が?
リュウヘイ
だからー…





「俺が好きなのはマナトなの。」





🐧
え?どういうこと、
リュウヘイ
…俺、ずっとマナトのこと、恋愛対象として好きだった。
🐧
え、?恋愛…?俺が、?
リュウヘイ
うん。ごめん…
リュウヘイ
…大丈夫。マナトが恋愛対象女の子なのは知ってるし
リュウヘイ
別にどうこうなりたいとか、思ってないから。

そう言って小さく笑う竜平は
泣きそうな顔だった。
🐧
っ…、りゅうへ…
リュウヘイ
付き合ってくれてありがと。ここのは俺出すね。

そう言って、五千円札を机に置いてコートを羽織り出す。
🐧
え、こんな高くないでしょ、
🐧
てか待って、どこ行くのっ…
リュウヘイ
っ…
🐧
…!






…泣いてた。
そんな顔、見たくなかった。
いつも楽しそうに笑っていた竜平が
苦しそうに顔をしかめながら涙を零している姿なんて。
リュウヘイ
…ごめん、離してっ、
🐧
ぁ…

竜平は鞄を取ると、
走って逃げるようにして店を出ていった。










































🐧
あ、りゅう…
シュント
はよ
リュウヘイ
あシュント!おはよ
🐧
あ…

次の日から、竜平と話せなくなった。
避けられるようになった。


そうなってからようやく、
自分も竜平のことが好きだったんだと気が付いた。


竜平に対して抱いていたあの感情達は
憧れでも
尊敬でも
なんでもなくて。
ただ、好きだったんだって。
🐧
…遅ぇよ、

もうきっと、この先竜平と前みたいに仲良くなれることはないのだろう。
この気持ちを伝えることも、伝わることも、
竜平のあの涙を笑顔で上書きすることも
きっともう、なんにもできないんだろう。


もう竜平は、吹っ切れてしまっただろうか。
次の恋へと、進んでるのだろうか。
俺の事は、もう忘れちゃうのかな。


俺は、
いつ、忘れられるのかな。

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