第2話

転生しました!の段
251
2026/04/11 01:07 更新
サァァァ…
チュンチュン…
あなた
ングッ…
あ゙??俺って死んだはずじゃ?
頬をつねる。痛みはある。
あなた
ここ…どこだ??
あたりを見回す。見える限り森、森、森。俺の暮らす東京ではビルばっかりだったからすごく新鮮だ。
シュタッ……
あなた
誰だ!!
人の気配がする
???
………天女様一緒に忍術学園へ参りましょう
なんだこのサラスト野郎。気味が悪いほどのつくり笑顔
あなた
お前について行かなきゃいけない理由は??俺が納得できる理由あるわけ?
サラスト野郎の顔が少し歪む
???
あなた様が『天女様』であるからです))ニコッ
あなた
(いやそもそも天女ってなんだよ))呆)
???
天女様?
あなた
分かったついていくよ
何も知らない未知の場所に来たからにはついていくのが懸命な判断なのだろう。
あなた
だから
隠れてる奴ら出てこい
???
なっ!
???
気づいていらしたのですね
あなた
あぁまぁな
お前ら殺気がすげぇんだよー
嫌でも気づくわそんなん
???
はぁ、、
あなた
俺は神楽あなた。とりあえずよろしく。
???
はぁ、、
よろしくする気はないってか?
その場にいる俺を除いた6人の顔が一斉に暗くなった
あなた
おいおい
こちらは名を名乗ったんだそちらも名乗ってくれ
立花仙蔵
……………立花仙蔵だ
潮江文次郎
潮江文次郎。
七松小平太
七松小平太です!
中在家長次
中在家長次……
善法寺伊作
善法寺伊作です……
食満留三郎
食満留三郎だ
あなた

じゃあ行こうか?『忍術学園』とやらに
うおぉ〜こいつら徹底してるわ
俺の前に中在家長次、潮江文次郎。右隣に食満留三郎。左隣に七松小平太。後に善法寺伊作、立花仙蔵。
全方位囲んでやがる
モブ(曲者)
そいつを渡しやがれ!!
あなた
はっ?
立花仙蔵
敵襲だ!備えろ!
立花仙蔵
臨戦態勢になれ!
突如として曲者っぽいやつが現れた。どうやら『天女』すなわち俺を狙ってるらしい。まぁ俺が天女なんてありえないが
ヒュッ
七松小平太
こいつには指一本触れさせない!学園長先生直々の任務だからな!
こいつが苦無(?)のような物を曲者の首にあてる。あくまで別に自分から助けたくて助けたわけではないことを強調するような台詞を吐きながら。
だが曲者はそんな七松をものともせず俺の方に向かってくる
誰も動かない。俺が死んでもこいつらは問題ないのだろう。
あなた
ハッ!
俺は曲者に1発蹴りを入れた。
6年生
!?
曲者はその場に倒れる。
前世で空手黒帯の俺を舐めちゃいけねぇ
一応前世では運動神経が唯一の取柄だったのだからな
6年生
たった一撃で、、、
善法寺伊作
すごい、、!
(少しは信じていいのかな?)
立花仙蔵
ッツ………
おおー
サラスト野郎は気に食わねぇご様子だ
てか今の七松の発言からして
俺の前にも『天女』と呼ばれる人間がいてそいつらはいけ好かない行動をした。
的な感じか、、
推測するに俺は前天女のせいでこいつらからいい印象を得られていないと、、
あなた
(まぁ、、クソだな)
俺の前世で夢見た生活は今世でも送ることは難しいようだ
忍術学園…
立花仙蔵
ここから先は私がご案内します!
あなた
(うっそこいつ一番やなんですけど、、)
立花仙蔵
学園長先生。天女様を連れてまいりました。
学園長先生
そうか。入れ。
部屋に入る。部屋には大勢のさっきを放ちながらも礼儀正しい姿勢で座る忍び装束を着た大人。更には犬(?)。そして真ん中に小さなそれでいて大きな力を感じるおじいさんが座っていた。
そのおじいさんが学園長先生という方なのだろう
あなた
(ここは敬語でいくか)
学園長先生
ようこそ忍術学園へ。天女様。
あなた
お初にお目にかかります。「俺」は神楽あなたです。
わざと1人称を強調した。
俺は男だ
字面からして天女ということは女を指す言葉なのだろう
学園長先生
神楽あなた殿か。礼儀がなっておるの
何だこのジジイ上から目線でムカつくがここは黙っておこう
学園長先生
其方は天女。
天女様は代々この学園で保護すると決まっておる。
あなた
すみませんが天女というのはどういうことでしょう
学園長先生
説明がまだじゃったな
詫びよう
学園長先生
天女とはこの地に幸福をもたらすもの。そして我々が保護し天に還すもの。
お主空から降ってきたそうじゃな。それが天女であることを意味しておる。
まわりの大人、立花の顔が少しだけ歪んだ。
どうやら幸福をもたらすものというのはどうも公認なものではないらしい。
そして天に還す。遠回しに殺すって言ってないかこのジジイ
あなた
では俺はここで保護されるのですか?
学園長先生
そうじゃ
あなた
………すいませんお言葉ですが
屋根裏にいる者たちにさっきを消すよう言ってもらってもよろしいでしょうか?
先生方
!?
学園長先生
気づいていらしたか……
ほれ!出てこい
シュタッ
薄紫の忍び装束を着た人間が5人出てきた。
尚殺気はまだ消していない。
学園長先生
こちらは忍術学園5年生の5人じゃ
学園長先生
6年生…さっき天女様を連れてまいった6人と一緒に天女様の身の回りの手伝いをする
いやそれもうもはや手伝いをという名の監視だろ
あなた
そうですか
学園長先生
もう天女様も疲れたであろう
今日はもう休むといい
学園長先生
シ……土井先生!
天女様を部屋に連れて行ってくれ
今なんか言いかけたな!?
興味ないけど
俺は『土井先生』と呼ばれる殺気まみれの男についていった。

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