サーティワンの前に並んで、ガラスケースの中を一緒にのぞき込む。
どれも美味しそうで、なかなか決められない。
アイスを受け取って、空いてる席に並んで座る。
スプーンを入れた瞬間、ちょっと緊張して、味が分からなくなりそうになるけど美味しい。
そのとき、突然
びっくりして、慌てて先輩の方を見て、
って、つい笑顔になってしまう。
大森先輩が、急に視線をそらして、耳まで真っ赤になる。
って聞くと、
先輩はしばらく黙ってから、ぼそっと、
そう言われて顔が熱くなる。
自分の笑顔に自信がなかった私だったが、大森先輩のおかげで好きになれた気がした。
勇気を出して聞く。
って、自分のアイスを差し出してきた。
一瞬、意味が分からなくて固まる。
視線がアイスと先輩の顔を行ったり来たりして、どうしていいか分からなくなる。
って聞いたら、
ドキドキしすぎて返事が遅れてると、ちょうどそのとき——
20代前半くらいの若いカップルが隣に座ってきた。
一気に顔が熱くなって、先輩の方を見ると、先輩も完全に固まってる。
一瞬、変な沈黙
って言うけど、さっきよりちょっと耳が赤い。
心臓がうるさくて、でも断るのも変な気がして、
と言って、そっとスプーンを伸ばし口に入れた。
思わず目を見開いたまま言うと、
って、先輩がほっとしたみたいに笑う。
その顔見てたら、さっきまでの緊張が少しだけほどけてきて……でも今度は、別のドキドキが来る。
言い終わった瞬間、恥ずかしくて視線が下に落ちる。
って聞いてきて、私がこくんってうなずくと先輩が私のアイスを食べた。
もちろん口つけてないところだからね
って、ちょっと驚いた顔で言うから、思わず私までびっくりしてしまう
って言われて、なんだか私まで嬉しくなってしまう。
って大森先輩がちょっと困った顔で言うから、
思わず――
自分でもびっくりするくらい、素で笑ってて、
慌てて口元押さえる。
すると先輩が、少しだけむっとした顔で、
何故か少し怒り気味に言われた。
というか、Sなのでは?
アイスが少しずつ溶けていくみたいに、
胸の中も、じんわりあったかくなっていった。
少し長めになってしまいました🙇♀️
今回の話はかなりキュン多めに入れたのですが、どうでしたか?是非コメントお願いします!!













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!