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第3話

2 氷の中で
14
2026/03/10 23:20 更新
渡辺翔太
おはようございます!!
あなた
おはよう、ございます!

いつもの練習場に来て、ジャージに着替える。


カバンから台本を取り出して、この後の練習に備えておく。


今日は15ページ目からやるって言ってたよね………………


間違えないように、ちゃんとやらなくちゃ。

渡辺翔太
…………俺だってやれる…………違うか
あなた
……………………

私も負けていられない。あんな奴には、絶対に。


一言一句、本番と同じだと思って練習するんだ。


私に与えられたのは、ほんの少しの台詞だけなんだから。

あなた
(…………………しっかり、やらなくちゃ)

今は事務所に所属しながら、ここで修業を積んでいる。


劇団の名前は、「アスター」。


ここにいる役者は強者ばかり。だからこの劇団を選んだ。


もっとたくさん演技を磨いて、磨いて、光らせなくちゃ。


ただでさえどん底なんだから………………………


昔の私ばかり見られて、言われてる。


悔しいのに、未だに何一つ変われてない私がいる。


こんな私、嫌い。大嫌い。


誰からも必要とされてない。誰にも。


それなのに、がむしゃらに進もうとするなんて______

教師
よしっ、始めるぞー
あなた
………………………っ!

ダメダメ、今ヒスるのは絶対にダメ。


はっとして、反射的に瞼を閉じる。

あなた
(私は蒼野あなたの下の名前。
下剋上を目指す、“役者” )

何度も自分に言い聞かせる。これで準備は整った。

あなた
(よしっ、今日も頑張るぞ)

足掻いて、もがいて、喰らいついてやるんだ。

渡辺翔太
…………………………
渡辺翔太
『俺だってやれる……………………っ!!』
教師
カット。
渡辺、何が悪いか自覚はあるか?

また今回も、先生の厳しい指摘が飛び交う。

渡辺翔太
……………………わかり、ません
教師
そうか。次回までに改善できなければ、
ここのパートは全カットか交代だ

うわぁ、まーた酷い言われようじゃん。やばすぎ。

渡辺翔太
…………………っわかり、ました

この残酷さに耐えられなくなって、何人もが辞めていった。


今ここにいる10数人は、メンタルの強い人ばかりだ。


それに、演技だって私の何億倍も上手い。


舞台の隅っこを勝ち取ることでさえ、至難の業である。

あなた
(もっと、私もやらなくちゃ)

誰にも求められていない。そうわかっていても、


もうこの道を進む以外に人生はない。


なんとか光を見つけないと、もう立ち直れない。


だから。

教師
次、蒼野

空気を食べ尽くせ。これが私のやり方なんだから。

あなた
はいっ!

たとえその結果が、変わらぬ冷たさをもたらしても。
















































どうもどうも、おはようございます。作者通ります〜!


今回は、皆様から意見を募集したいと思います!


題して、


「あなたのキャラ名、登場させちゃいます!」です(?)。


とあるキャラクターの名前が決まらないんです、、、


自分の考えた名前が登場したら、面白くないですか!?


ということで、


以下のキャラ設定に合いそうな名前を考えてください!


《キャラ設定》
・高校1年生(JK)
・主人公のライバル
・少しぶりっ子なところもある
・でも集中すると物凄い才能を見せる


3月いっぱい募集しておりますので、


コメントよろしくお願いします!!

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