私の過去は、笑って流せるようなものではなかった。
いつまでも引きずっているのは、悪いのだと分かっている。
それでも私は、あの日々から離れられない。
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これは私が異能に目覚める前の会話だ。
ハル「おはようございます」
ハル「今日も良い天気ですね」
執事「・・・・・・・・・・・・」
メイド「・・・・・・・・・・・・」
ハル(今日も無視ですか)
麗奈「ハル様、おはようございます」
麗華「呼世晴様、おはようございます。麗奈、きちんと名前をお呼びしなさい」
ハル「構いませんよ」
ハル(私はいないもの扱いですから、私にそう接しているあなた達も酷い扱いを受けているのでしょうに)
麗華「呼世晴様、そんなこと仰られないでください」
麗奈「そうですよ、私もすみません」
私には優しくしてくれる二人がいた。
いつもそばにいてくれて、
ずっと私を害するものから守ってくれていた。
私は何も返せなかった。
それどころか・・・・・・。
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太宰「ぐ、ぐあああーーー!」
太宰さんのその声に、私は意識を現実に引き戻された。
私の昔話は・・・・・・、私の思い出は・・・・・・、一体いつになったら受け止めることができるのだろうか。
いつになっても無理なのだろうか。
私は一つだけ知っている。
私が"ココロ"の理由を見失ったのは、
君と出会ってしまったからだって。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。