朝ご飯__No.3
色々話した後、私は席へと案内した。
ご飯の入ったお皿に、牛乳。
栄養満点の朝食だ。
まぁ、ちょっと昨日の夕飯の残りあるけど…。
「ごめんなさい。昨日の夕飯、どうしても残っちゃって…。」
「お弁当にも入っちゃって、あれが最後なんです…。大丈夫でしたか?」
そういいながら、もぐもぐと食べている竜胆さんに問いかけ、お弁当を袋に詰める。
竜「んーん。全然大丈夫。寧ろ嬉しいわ」
「作ってもらってるの感謝しかないし、自分の仕事もあるのに家事とかもやってくれんのめっちゃ嬉しい。」
想像以上に誉められた私は嬉しく驚いています。
「よかったです…っ!ありがとうございます!」
「今日は昨日入れれなかったミートボール入ってるので、新しい可愛い爪楊枝で食べてくださいね!」
竜「俺は子供じゃねーっての。」
「ふふ…っ笑もぐもぐと口にご飯を詰め込んで、口の横に米粒がついてても子供じゃないと言えますか?」
竜「それは美味しいだけだし…っ、!」
「ふふ笑、、幸せです笑」
竜「…ウン、、一生手放さないかんな。」
「気持ちだけで十分ですよ。」
そう言うと、弁当箱を詰めた袋を竜胆さんの目の前に持っていき、続いて、水筒を横に置いた。
竜「あんがと。ご馳走様」
「はい笑」
竜「出発時間までまだあるなー。」
「その間に荷物確認と歯磨きとかしといてください。私、用意してきますんで。」
竜「んー。了解」
竜胆目線__
「歯磨きしねぇとなぁ。」
やる事を全て終わらせておいてと言われた俺は、洗面所に向かい、歯磨きをする。
しゃかしゃかと歯磨きをしながら、○○をチラッと見る。
すると、髪の毛は少し乱れているがポニーテールをしており、エプロンをつけたまま、洗濯し終わった服を畳んでいた。
きゅんっとなった俺はまた○○に惚れ直す。マイニチダケド…。
#3
竜胆と付き合いたい












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。