第4話

🩸
1,973
2022/03/31 06:15 更新
竃門炭治郎 side
(なまえ)
あなた
わぁぁ、煉獄さんんん!!
俺が煉獄さんと話してしばらく経ったとき、柱の方から大粒の涙を流した少女が煉獄さんに駆け寄った。
対服を着ている事から見ると、どうやら鬼殺隊の人なのだろう。
(なまえ)
あなた
ごめんなさい、私が遅かったせいで、私のせいで...ッ
煉獄サン
翠院少女は悪くない。自分を責めるな。
涙を流しながらごめんなさい、とつぶやく翠院と呼ばれた少女に、煉獄さんが優しく背中を撫でた。
かなり昔からの知り合いなのだろうか、とても仲が良く見えた。


煉獄さんが俺達に少し視線を向けたため、俺達は一度柱の方へ行くことにした。


竃門炭治郎
あの、あの人って...
隠
あぁ、翠柱の翠院あなた様ですよ。

一番近くにいた隠の人に聞くところによれば、煉獄さんは翠院さんを1番気にかけていたらしい。

竃門炭治郎
柱?柱合会議の時にいなかった気がするけど...
隠
翠柱様、会議には来ないんです。

隠がはぁ、と溜息をついた。
竃門炭治郎
会議に来ない?来なくて大丈夫なんですか??
隠
来なくていいわけないじゃないですか。いわゆる"サボり"ですよ。
竃門炭治郎
サボり...

どうやら彼女は、見た目とは逆に問題児なようだった。
隠
翠柱様、あまりいい噂がないんですよ。色々悪い噂ばかりで。
竃門炭治郎
悪い噂...?

隠の困ったような顔に、俺は思考を巡らせた。
悪い噂...不良などとつるんでいるのだろうか?
だが、事実は俺が思ったことよりさらにひどいことだった。


隠
翠柱様、噂によれば任務を他の人に押し付けているそうなんです。

聞いた時、うまく言葉が出せなかった。
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