第9話

🩸
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2022/04/15 10:59 更新


No side

(なまえ)
あなた
宇随さん、何してるんですかっ?


   蝶屋敷の扉を音もなく開き、演技中のあなたがにっこり笑いながら宇随天元に
   話しかける。

宇随天元
あぁ、たしか翠院も同じ任務だったな。


   あなたを見て、宇随は顔を顰めた。



   どうやら、彼女は宇随にもあまりよく思われていないようだ。

宇随天元
あそこ遊郭に潜入させるための女が必要なんだ。
お前も含めて、4人。


   それなのに...と、宇随が必死にもがいている少女たちを見つめて大きくため息をつく。



   明らかに任務に行くのを嫌がっている少女たちを見て、あなたがくすりと笑みをもらす。

(なまえ)
あなた
宇随さんっ、その子隊服着てませんよっ!!


   どうせなら思い切りからかいたかったが、今は任務中のため口を噤む。

宇随天元
じゃ、いらねっ

きゃぁぁ!!!


   宇随が、隊士ではない少女をぽいっと空中に放り出す。



   寸前で下にいた隊士がキャッチしたものの、皆明らかに宇随を怖がっている。

竃門炭治郎
アオイさんを離せ、人さらいっ!!


   見事に少女をお姫様だっこした隊士が、宇随に向かって怒鳴り上げる。

(なまえ)
あなた
うるさいですね、口切り裂いてあげましょうか。


   少しあなたの裏の顔が出てしまい、あなたは笑みを深めた。

(なまえ)
あなた
ならそこの隊士くん、そんなにその人を離してほしいなら、君が任務に行けばいいじゃないですかっ!

宇随天元
は?任務に必要なのは女だぞ?


   ぽかん、と宇随が口を開く。



   任務に必要なのは女、しかも3人なのに、と少し混乱している様子だ。

(なまえ)
あなた
それなら私がお化粧で女装させればいいんですっ!
私、こう見えてもお化粧は得意なのでっ


   人を殺すために化粧の練習をしていたのだが、どうやら役に立つようだ。

竃門炭治郎
でっ、でも人数が...


   隊士が言いかけた言葉を、誰かがさえぎった。

それなら、俺達がいるぜっ
あ、あああアオイさんを離してもらおうか...


   困ったように眉根を下げる隊士、そして宇随の両脇に立つ2人の隊士。

(なまえ)
あなた
ふふっ、全員集まったのなら行きましょうかっ!





   遊郭に潜む地獄の場所へ____。


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