第3話

三話
483
2024/02/11 15:08
あなたの名字家で過ごすこと3年
家族は私のことを認めてくれ何よりあなたの下の名前は私を認めてくれる
そして
(なまえ)
あなた
アビス?
アビス・レイザー
っ!
(なまえ)
あなた
好きだよ
何度も何度も
毎日
私に告白してくるのだ
もう気がついている
私も初めて会った時から大好きなのだと
だが
それはまだ言えていない
でも
もしあなたの下の名前が私をどう思っていても私を認めてくれたことが本当に嬉しかった
そう思っていたのに
アビス・レイザー
あっ!あなたの下の名前だ
(なまえ)
あなた
ねー!わかる!
(なまえ)
あなた
私も好き!
アビス・レイザー
え?
男?
男?
まじ?俺も好き!
わかっていた
私のことをを恋愛対象として見ていなかったことくらい
大丈夫
何も気にすることない
そう思うのに
心は別のことを考えている
これは
嫉妬だ
(なまえ)
あなた
あ、アビス
(なまえ)
あなた
おはよ!
今日もにっこりと私に微笑んでくれる
アビス・レイザー
おはよう
だが彼女は慌てたように駆け出した
好きと言ってくれなかった
少し心がちくりといたんだ

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