こんにちは。柊木あなたです。
現在、私は____
探偵社にやってきた芥川くんを新入社員と認めるための、試験をしている予定…でした。
賢治くんは畑の作業を手伝わせるって言ってたし、織田さんは子供の遊び相手をさせるって……
だったら私は……
芥川くん、何か好きな食べ物とかある?と聞くと、芥川くんは少し考える素振りを見せました。
むふふ、と笑って腕のシャツを捲ると、芥川くんは気味が悪いと言ってきました。
芥川くんは、私の指示に従いながら、不器用ながらも丸ごと無花果のロールケーキを作っていきました。
スポンジ生地は抹茶にします。
わぁぁ、鋭いよこの子…
私は笑って答えました。
だって、泣くより笑ったほうがいいじゃないですか。
妹さんを理由に、彼は戦うのだろう。
でも、それは____
乱歩さんも、わかってて黙ってたんだろうな。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。