やっと見つけた…?
なんで私の名前を…?
そう考えると冷や汗が出ていて、なんだか喉が閉まるほど冷たい
安室さんはフッと骨格を少しあげた
いつもの安室さんの微笑みが今は怖くて、少しずつ近ずいてくる安室さんから私は1歩1歩慎重に離れていった
やがて背中に壁がつき、もう逃げ場はない
コツ……コツ……と、少しずつ距離を縮めてくる安室さんも、やがて私の目の前まで辿り着いた
安室さんは私に目線を合わせ、私の顎を掴んでクイッと上に上げた
そんなことを言いつつも、答える気は無い、私があなたかも、うんなんて言わない
ここから逃げないと…今から猛ダッシュであの扉に向かって走るか…それか……やりたくないけど、安室さんを突き飛ばすか
バコンッッ!!と安室さんの後ろの扉が開いた
安室さんはドアの間に立っているコナンに目線を変えた
コナンくんは安室さんを睨みつけながらもそう言う。本人は声が低く、なんだか怒ってる…?その状態を理解しているのかな
ドアの見えない場所から、ひょこっと出てきて、哀がコナンに注意をした
"演技"だって……バレてるのに
きっと庇ってくれたんだろう
私の情報を知ってるのは、
博士…コナン…哀…その3人だったけど…今ではもう、4人目がいるみたい
別に私を庇わなくても良い、私は逃げない、私も安室さんと一緒…確認したいことが出来たの
アイコンタクトで会話をする。2人は不満気な表情を浮かべてこの場を去っていった
一緒にコナン達が去っていく影を見送って居た私の視線は、予想外の言葉に安室さんの方に視線を向ける
少し俯きながら、扉の方に向かって安室さんは歩いている
私は安室さんを引き止めると、安室さんと私は再び目が合った
私は右胸に左手を当ててそう言った
安室さんは少しの間、目を丸くしていたが、すぐにその顔は微笑みに変わった、それは、怖くは無い、何か満足気だった












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。