それから3ヶ月がたち、ジミンと私はデートしたり、一緒に仕事をこなしたりした。もちろん私は夜のマフィアもこなした。
ジミンは3ヶ月の間怪しい動き一つ見せず、私は警戒心が少しずつなくなり、恋愛というものを学んでいた。
しかし不安は突然やってきた。
新米の看護師が熱くなりながら話しかける。
看護師は特に表情に変化を見せず行った。
ジミンではないということか?
でも今話遮ったよな……なんだ、前に戻ってる、
ジミンを信じるんだ。
頬にキスをする。
ジミンは満足したように手を振って帰っていった。
翌日職場に行くと、
新米の看護師はいなかった。
彼女は自殺した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!