第276話

piece273〜瞳の先には
5,020
2020/11/16 05:29


紫耀はあなたの指に巻かれている

テーピングを丁寧に

はいでいった。


あなた

紫耀、、、?

平野紫耀
平野紫耀
あ、ごめん痛かった?
あなた

ううん、違うの。今朝の事、ちゃんと謝ってなかったから。ごめんね?

平野紫耀
平野紫耀
なんであなたが謝るんだよ(笑)
あなた

私があんな態度とっちゃったから気まずくなっちゃったでしょ?ごめんなさい。

平野紫耀
平野紫耀
俺がバランス崩したのが悪かったんだしあなたは謝らなくていーの!
あなた

でも、、、

平野紫耀
平野紫耀
はい!この話しは終了〜!笑


紫耀の優しさに

あなたは自然と笑顔になった。


平野紫耀
平野紫耀
うわー、これ絶対痛いやつ!
あなた

んーでもホントしょうがないからなーこればっかりは。指の皮厚くなるまで辛抱してがんばる!笑

平野紫耀
平野紫耀
手貸して?消毒するから。


紫耀はあなたの指に

消毒液をたらして消毒をすると、

ティッシュで拭き取った。

あなた

イッ、、、たくないよ!笑

平野紫耀
平野紫耀
なんだそれ(笑)ごめん、あと1回我慢して?
あなた

イッ、、、たくないから大丈夫!笑

平野紫耀
平野紫耀
わ、わ、わ、ごめん!


紫耀の焦る姿が面白くて、、、

思わず笑ってしまう。



平野紫耀
平野紫耀
カットバン貼った上からテーピングしとこうか!
あなた

うん。そうだねー!



紫耀は真剣な表情で

あなたの指に

テーピングを巻いていく。






あなたはそんな紫耀を

無意識に見つめてしまっていた。



平野紫耀
平野紫耀
よし、出来た!
あなた

え、あ、、ありがとう!!



不意に紫耀が顔を上げたので

あなたは焦って目をそらした。




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