第2話

不思議な住人__
43
2022/06/09 07:00
なんとなく置いてあった机と椅子
なんとなく座りぼけーとする
すると2、3冊の本が置かれた
ハルナ
ハルナ
どうです?色々ありますよ
ハルナ
ハルナ
ここには沢山の本がありますし
と本を開き私におく
本は嫌……ということはないがなんとなく抵抗があった
だけど空いていた窓からそよ風が流れる
なんとなく手を取ってしまう
ハルナ
ハルナ
にしても、ここに人が来るなんて……
ハルナ
ハルナ
珍しい
そうなのか?と思いつつ本に目を移した
その本は人気者な女の子のアイドルが推しとシェアハウスしていく……というマイナーな本だった
自分自身も分からない
だがなんとなく見てしまう
ペラペラと次々にページを捲る
するとハルナさんが
ハルナ
ハルナ
私……ほかの書籍に行ってきます
ほかの書籍……
ハルナ
ハルナ
ふふっ、ここには3つあります
ハルナ
ハルナ
朝日が花を照らしている1つ目の書籍、
ハルナ
ハルナ
夕日が雲を色付ける2つ目の書籍
ハルナ
ハルナ
月光が本を覗き込む3つ目の書籍
ハルナ
ハルナ
あなたが思うところへ
ハルナ
ハルナ
きっとあなたの心に寄り添える物語があると思います((ニコッ
ハルナ
ハルナ
それでは___
説明してくれた彼女は少しヒールのあるローファーをカッカッカッと鳴らして書籍のどこかへ消えていった














haruka@はるか
haruka@はるか
アイドルの小説知ってる人私の古参ですね((覚えてる人いるのか?

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